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金星

金星は、太陽から2番目の惑星です。 地球よりも内側を公転する惑星なので、明け方と夕方しか見ることができません。 明け方に見えるのが「明けの明星」、夕方に見えるのが「宵の明星」と言われます。

また、金星は「地球になれなかった星」「地球の姉妹惑星」と呼ばれています。 それは、地球の大きさと太陽からの距離が似ていて、 金星が地球のすぐ内側をまわっているからです。

しかし、金星と地球は全く様子は異なっています。 金星の地表は非常に温度が高く、470℃もあります。 大気の成分は主に二酸化炭素で、大気圧は非常に高く、90気圧もあります。 これは海に900m潜った時と同じ気圧なので、人間が金星へ行ったら押しつぶされてしまいます。 金星の雲は濃硫酸の液体のつぶから出来ており、硫酸は人間の骨まで溶かしてしまいます。 とても人間が住めるようなところではありません。

 金星のデータ

水星 金星 地球 火星 木星 土星 天王星 海王星
大阪教育大学 天文学研究室
2011年度卒業生 松田真由美