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星のみ |
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黄道第11星座。 設定者はプトレマイオス。 起源は古く、メソポタミア時代の彫刻にすでに見られるが、 大きい割に明るい星はがないので、少年が水瓶を肩にかかえている姿であるが、 その形は捉えにくい。水瓶から出た水は、南にある魚(みなみのうお座)の口に注いでいる。 三ツ矢の形が唯一目に付くが、これが水瓶にあたる。 中国ではこの三ツ矢を三角に結んで墳墓(ふんぼ)と呼んでいた。 水瓶を持つ人物が誰かについては、いろいろな見方があるが、 ギリシャ神話によると、トロイアの王子で美少年ガニメデ(ガニメード、ガニュメデス)が 山で羊の番をしていたところ、大神ゼウスが変身した鷲(わし座)が飛んできてガニメデをさらった。 オリンポス山に連れていかれたガニメデは、神々の館で神酒を酌取りする役を与えられ、 年を取ることなく幸せに過ごしたそうである、というのが一般的である。 古代バビロニアでは、太陽がこの星座に入る季節は雨季を迎えるので、 ここに水に関係のある星座ができたという。 このみずがめ座をはじめ、うお座、やぎ座(下半身が魚)、みなみのうお座等、 秋の星座の多くが水に関係のある星座で占められているのも同じ理由からである。 |
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