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星のみ |
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黄道第1星座。 設定者はプトレマイオス。 黄道第1星座として昔から重要視されており、「12宮の長」ともいわれた。 第1星座となっている理由は、紀元前2世紀のギリシャの天文学者ヒッパルコスが 春分点を12宮の始まりとした頃に、春分点がおひつじ座にあったためである。 だが、現在は歳差のため、春分点は隣のうお座に移っている。 春分点を「白羊宮の原点」というのはその名残である。 神話では、テッサリアの王アタマスの息子の王子フリクソスとその妹ヘレーが、 2人を憎む継母イノーの計略により殺されそうになった時、 これを助けようと大神ゼウスが送った空飛ぶ金毛の雄羊、 アルゴ探検隊の勇士50人たちが、アルゴ号 (アルゴ座、現在は、ほ座+りゅうこつ座+とも座+らしんばん座に分かれている)に乗り、 捕まえに行った金の毛の羊、 また、大神ゼウスが巨神族に追われた時に変身した牡羊であるともいう。 中国の二十八宿ではα、β、γの3星を婁(ろう)という。 婁とは丘のことで、3星が作る形をそう見たようだ。 |
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