天文学研究室
福江 純&松本 桂


■天文学とは?■
私たちは、宇宙に浮かぶ青い惑星<地球>に生を受けました。 ここは何処なのでしょうか?  私たちはどこから来たのでしょうか?  私たちは何故ここにいるのでしょうか?  そして、私たちは何処へ行こうとしているのでしょうか?
 天文学は、地球を含む宇宙全体を丸ごと解明しようとする、 古くて常に新しい学問分野です。 物質が集まって星を作り、星が集まって銀河を作り、 銀河はさらに大規模な構造を作っています。 人間が宇宙を理解しようとする営みは歴史の曙にまで遡りますが、 現在でも、最先端の科学として位置づけられています。
 皆さんも、この未知なる宇宙に挑戦する活動に参加してみませんか!?

■観測的研究■ ■理論的研究■
本学には、口径51センチ反射望遠鏡と冷却CCDカメラ、 そして画像処理用のワークステーションなどの設備がある天文台があります。 ここでは、変光星や超新星、星団や銀河などの観測が行われています。 天体観測は、どの学問にも共通の、創意と工夫、 それに勤勉と忍耐が必要ですが、 宇宙現象を自らの目で観るという意味では、 かけがえのない喜びをもたらしてくれるでしょう。

天文学では、実際に天体の姿を観測することと同時に、 天体や宇宙の仕組みがどうなっているのかとか、 天体がどのように進化していくのかなど、 宇宙と天体の構造と起源に関する理論的研究も重要です。 天文学研究室では、コンピュータを活用した理論的研究も行っています。 夏の夜空を彩る天の川の成り立ちや、 ブラックホール周辺の花火を散らすような激しい現象について、 一緒に考えていきましょう。

■卒業研究について■
天文学研究室では、卒業研究のテーマは、 原則的に学生と教官の話し合いで決めています。 観測的研究や理論的研究以外にも、 天文学史や天文教育ソフトの開発など、 テーマは多岐にわたっています。 みなさんに意欲と意外性を期待しています!


天文学研究室へもどる
地学ホームページへもどる