SSH講演×SSC講演@北野高校(2005/11/21)

北野高校で、
3年生のSSH(スーパーサイエンスハイスクール)向けの講義と、
1年生のSSC(スーパーサイエンスコース)向けの講義
の2本立て。 前者では世界物理年用のコンテンツを、 後者ではブラックホールのコンテンツを行った。 北野高校は一こまが65分の変則授業で、 おまけに2連チャンで、終わった後はさすがにグッタリ。
阪急の十三を出たところ
十三は年に何回も通るが、降りたのは初めてだったりする。
北野高校の本館正面
いやぁ、びっくり、高校の校舎とは思えないような モダンでユニークな造りだ。 卒業生の設計だとか。
そういえば、北野高校の卒業生には、手塚治虫とか、 業界だと松田卓也さんだとか、 いろいろ有名人も多い。
同窓会の六稜会館
この会館内のすげぇ綺麗なホールで講演だった。 建物だけでもかなりビビッタ(笑)。 これも卒業生の設計らしい。
天文台
講演の前に吉田先生が案内してくれたのだが、 なんと北野高校には立派な天文台があった。
北野高校は噂に聞く通りの文武両道で、 50m泳げないと卒業できないとか、 縄跳びの二重跳びも何回とかできないといけないとか、 ああ、北野でなくてよかったぁ。
望遠鏡
口径は51cmでうちと同じ(!)。 しかも架台のあちこちは透明なパネルになっていて、 内部のギア構造などがみえる作りになっている。 これは教育的だ。 さすがだ北野高校。
梅田方面
当日は、ほんとに雲一つない秋晴れ。 講演前に綺麗な景色を眺めることができて、 少し気持ちがゆったりした。

→世界物理年コンテンツ

世界物理年用のコンテンツは、 去年の秋に(春の)天文学会での講演を頼まれたのを機会に、 どうせ何度も必要になりそうだからと作成したものだが、 実際、悪い予想が当たって、 1月の大学の授業、3月の春の学会、6月ぐらいの第二部授業、 7月の大阪府研修センター、10月の西宮高校、 11月の阪大、11月の図書館、そして 今回の北野高校が8回目である。 もう数回使うことになりそうだ。 その間、対象や時間の違いはいろいろあったし、 内容のバージョンアップもしていったが (WEBのはまだ古いバージョン)、 7、8回ぐらいやって、ネタもちょっとだけ出せて、 やっと話に慣れてきた感じだ。 6回目までは申し訳ない(笑)。 といっても、7回目と8回目がよかったというわけではないけど。