日本天文学会百年史編纂委員会@国立天文台(2007/01/12)

新年早々、会議である。 日本天文学会創立百周年の記念企画の一つで、 『日本天文学会百年史』編纂委員会が三鷹の国立天文台で開催された。 遅れている数編を除いて、そろそろ原稿も最終段階で、 大きなコメント出しも今回が最後で、後は、 スタイルや細かい調整になる。
昨年秋に京都で2日間にわたって揉んだ甲斐もあってか、 数編、確信犯的に変えない原稿を除いて、 おおむねどの原稿も読みやすくなっていた。 ぼくも今回が最後の機会だと思って、 ほとんどの原稿を読んで赤ペンを入れて持って行ったのだが、 全体を通して読んでみると、天文学者といえども、 いかに自他の客観視が難しいかがよくわかる。 いろいろな分野の重鎮・中堅の方々が、 自分の関連分野の成果を日本人のものを主体にして執筆してもらったのだが、 どうしても研究者の名前を明記したがらない謙虚な(?)人もいれば、 自分の周辺の研究ばかり紹介して他の人の研究を書かない人もいる。 もちろん中には、自分の成果も含め、いろいろな人の成果を 客観的に判断してバランスよく紹介し、かつ、ただの羅列にならずに、 読み物としても読みやすく書かれている人もいるが、 そんなパーフェクトな原稿は少ないようだ。 もう一回、最後の書き直しで、よくなることを期待しよう!
会議のあった天文学教育研究センター
冬枯れで全景がよくみえた。 この2年ほど、いろいろな会議で何回も来たけど、 今回が最後かな?
上野の夜
翌日、別の用事があって上野に泊まった。 初めて見た上野の夜景、べつにどうっちゅことなかったけど。
英国風パブ
さっぱりした和食が食べたくて、和食の店に入ったら、 どうみても1テーブルは空いているのに、 一人だと言ったら、満席なのでと断られた。 つぎに入った少し高そうな日本料理の店でも、 一人だと言ったら、満席だと断られた。 満席なら最初から何人かって聞くなよなぁ。 花金だったということもあるだろうけど、 だから東京ってキライだと思う。 でも、そのおかげで、こんなとこが見つかった!
HUB名物キッシュ
ビールは、ハブエール、ギネス、バスペールエール、 どれも美味しかったが、絶品だったのが、 トマトソース味のこのキッシュ。 雰囲気を楽しみながらゆっくり呑んでいたら、 いつの間にか1時間半も経っていた(笑)。 慌ててホテルに戻って宿題をやったけど、 夜中までかかってしまった(とほほ)。
不忍池
翌日も1月とは思えない日和。 不忍池のそばのホテルに泊まったので、 少し回り道して不忍池を何十年ぶりかに間近に見たけど、 こんなだったっけ?
上野公園最南端
パソコンを入れた重い鞄を肩に、 これから上野公園を20分ぐらいかけて縦断しないといけないが、 日和もいいし、気持ちいい朝の散歩になりそうだ。
西郷どん
大昔に見たことあるはずだけど、こんなだったっけ?  最近見ている『幕末機関説いろはにほへと』のイメージの方が強すぎ。
国立博物館
土曜日のためか、朝から来館者も多い。 ここは来たことないんだよなぁ。
国際こども図書館
ようやく辿り着いた目的地。 すっごい建物だと思っていたら、 昔は帝国図書館だったそうだ。 建って百年になるらしい。 星の本の展示が予定されていて、 それに合わせた講演を来月するので、 今日はそのための打ち合わせのようなものである。 館員の方に2時間ほど最新の宇宙像を話して、 その後、1時間ほど、展示の打ち合わせなどを行った。