SPP授業@洛東高校(2007/11/07, 14)

ヒゲの西村さんに頼まれて、京都の洛東高校で、 11月7日と14日の2回、SPP授業をやってきた。 そういえば、去年も北野高校でやったような気がするが、 SPPはSSH(super science highschool)とはかなり違うもので、 そもそもSPPがscience partnership projectの略だというのは、 今年やっと認識した感じ。
ともあれ、TA(teaching assistant)も付けられるということで、 はじめてTAを付けての出前授業である。 しかも、両日ともTAを3名も付けるという、 なかなか大仰なものになった。
基本的には2日とも、前半(5限目)を講義、 後半(6限目)を実験にしたが、 先日のジオカーニバル以来、風邪気味で、 7日の授業も14日の授業も、あまり覇気が出なかった。 TAのおかげで何とか無事終わったのはありがたい。 しかし、SPPで無理をして、11月の前半は、2週間ほど、 風邪が抜けずに困った。
御陵(みささぎ)の天智天皇陵。

初回の7日、 風邪で微熱もあったので、自宅から洛東高校まで、泣き泣きタクったら、 大学時代に下宿していた付近を通ったので、懐かしくてパチリ。

洛東高校

予定より30分早く到着。 この日はありえないほど秋晴れの日で、 ふとまわりを見渡すと、風邪を忘れるぐらい、一瞬、茫然自失。 実は洛東高校は山科になるのだが、琵琶湖から京都市内に流れる、 いわゆる琵琶湖疎水のそばという絶好の位置にあって、 信じられないぐらい風光明媚である。

洛東高校へ渡る橋からみた西側の眺め。

洛東高校へ渡る橋からみた東側の眺め。

洛東高校へ渡る橋からみた西側の眺め。

ただし一週間後の14日。 こちらの方は上の7日とそんなに変わらなかったが。

洛東高校へ渡る橋からみた東側の眺め。

ただし一週間後の14日。 こっちはたった一週間で驚きの色づき具合だった。

14日の2限目の実習風景。

14日の実験は重力レンズシミュレータを使ったもので、 4月から金沢附属に就職した渡會くんも研修扱いで見学に来た。 またたまたま大阪?の先生たちの見学もあった。

CALL教室の設備。

この日も熱っぽくてボーっとしていたのだが、 洛東高校のCALL教室の設備には驚いた。 生徒各自にパソコンが用意してあり、 また2人に一台の演示用パソコンもあり、 教卓の画像を送り込むことができる。 さらに、教卓のパソコンは、演示用(一番左)と制御用(真ん中)の 2画面が連動していた。 大学では考えられないくらい豪華な設備だった。