合同進学説明会@大阪市立科学館(2008/06/22)

なんというか、諸般の事情というか、関西的イキオイというか、 2008年6月22日に大阪市立科学館で、 天文教育普及研究会近畿支部会に合わせて、 世界で初めて(たぶん)、 天文学に特化した合同進学説明会、 すなわち“宇宙(天文)を学べる大学”についての説明会を開催した。

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10:00 受付開始
第1部■合同進学説明会〜宇宙(天文)を学べる研究室と先生の紹介
10:30 各大学の紹介(14大学各6分程度)
12:00 ランチ&ブース見学タイム(フリータイム)
第2部■天文講演会
第3部■天文教育普及研究会会員研究発表
第4部■夜の部
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準備状況から当日の様子や後始末まで、詳しい事の顛末は、 おそらく『天文月報』で紹介することになるだろうが、 その準備も兼ねて、簡単な報告である。

開館前でまだお客さんのいない科学館ホール。
会場となる研修室。 まだ会場準備をしてくれている飯山さんだけ。 80人ぐらいで満杯になる部屋だが、 さてさてどれくらい埋まるのだろう。
午前10時に受付が開始されると、ぼちぼち高校生らしき参加者が集まってきたぞ。
まだ大学関係者が中心だが、会場も人が集まりつつある。
午前10時半の開会の少し前には、ぞくぞく受付に来始めた。
この日、実はテレビの取材があってカメラも入っていた。 ニュース、どこかで流れたのかなぁ〜
いよいよ開会(10時半)。 近畿支部長の飯山さんの開会挨拶。 会場はすでにかなり満杯である。 スタッフや大学関係者は後ろで立っている人も多い。
参加大学が6分の持ち時間でそれぞれの研究室を紹介しているところ。 これは、3番目に説明している京都産業大学の米原さん。 このパートでは、 説明者の紹介をする進行役兼タイマー兼デジカメ撮影をやっていたのだが、 さすがに3つ同時は厳しくて、あまり写真は撮れていなかった。
12時少し過ぎからは、昼休みを兼ねたブース見学タイム。 うち(大阪教育大学)のブースにも早々とお客さんが来ている。 説明をしているのは院生の渡辺くん。 パネルを用意してきた大学もある。 どこも力(リキ)が入っている。
海の向こうの鹿児島からもはるばる参加してくれた。 他にも、広島や金沢や筑波など、遠方からの参加があったのは 嬉しい驚きであった。
神戸大学のブース。 最初、相川さんを高校生と間違えてしまって(笑)、 最初のパートでは“美少女天文学者”と紹介することになってしまった。
阪大のブース。 高校生がつぎにどこに行こうか迷っていたので、 “怖い顔してるけど優しい先生だよ”、って連れて行った。 もー、まったくの客引きである。
タイムスタンプは1時過ぎで、 ブース見学タイムの後半、一段落したあたりだろうか。 わりと閑散としているみたいだが、 合間合間に、昼ご飯を食べたりしている。
そろそろ第2部の講演会だが、午前中がかなり満席だったので、 講演会は机をとっぱらい、椅子だけにレイアウト。
午後1時半からは、第2部の講演会。 たしかに、椅子席もかなり満杯になった。
会場後壁には資料参加大学などのポスターも多数貼られた。
最後に4時からは、通常の支部会で天文教育普及研究会会員らの研究発表。 このパートでは高校生や関係者はほとんど帰ったので、 通常の支部会の人数になっている。
第4部は、お待ちかね夜の部。 昼間、汗みどろで動いたので、この日のビールが旨かったこと!
ビールの旨さに拍車を掛けたのは、高校生や関係者が多数参加してくれたことだ。
大学側の参加が十分に見込めるのはわかっていたが、 高校側からの参加だけは事前にはまったく見通しが立たなかった。 おかげで、翌日(今朝)は、参加大学へ向けて、 “参加大学が18大学、高校生や関係者が約50人で、 会場がほぼ満席になるぐらいで、まずまずの成功裏に終わりました” と御礼のメールを打つことができた。

しかし、 デジカメデータ、DVデータ、ICレコーダー音声データなど山のようなデジタルデータや、 発表ファイルの公開、このような報告文などの後始末、 そして次回をどうするか、今後の枠組みなどの宿題、う〜ん、課題満載である。

でも、とりあえず、今日は、学会予稿の申し込みと、 明日の雑誌会発表の準備をしないといけないだろうなぁ。