“宇宙(天文)を学べる大学”合同進学説明会(中国四国地区)@ 広島子ども文化科学館(2010/11/28)

今年4カ所の“宇宙(天文)を学べる大学”合同進学説明会である。 広島子ども科学館で中国四国地区の説明会が開催された。 先週は関東地区ではじめて開催されて、最初は行くつもりだったが、 直前まで国立天文台への出張が入り、 前々日は姫路で兵庫県立大学の講座が、 さらに前日は神戸で天文教育普及研究会の近畿支部会と、 超ハードスケジューリングとなったため、 未来科学館で開催された関東地区の説明会は、 松本桂先生に行ってもらった。
合同進学説明会がはじまって3年目となり、 各地でも開催がはじまり、だいぶ認知されつつあるが、 効果のほどは、もう数年は経たないとわからない。
とまれ、さて今回の中国四国開催はどんなだろうか。

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13:30 第1部 講演会
14:00 休憩
14:10 第2部 各大学の紹介
15:30 休憩
15:40 ポスターセッション
17:00 終了
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出張中の三種の容器

研究室のパンフレットやお土産本などは、(帰りはなくなるので) 最初は紙袋でもってくるつもりで用意していたが、 ノーパソや雑多なものなどで重たくなって、結局、学会並みに、 カバン、キャリア、ポスターケースの3点セットとなった。

広島子ども文化科学館

ついこの間(と思ったが、もう半年以上前か)、 東広島で学会があったときに原爆ドームを見学に来たばかりなので、 場所はすぐにわかったけど、そばまで来てから、 入り口がわからずに、ぐるりと回りを一周した。
日曜日だったこともあって、午前中から、 家族連れでいっぱいだった。

一番乗り

今回も午前中に到着で、世話人以外では一番乗り(笑)。 会場の会議室に入ると、椅子などの設営は済んでいて、 世話人の松村さん@香川大学と加藤さん@科学館が立ち話中だった。 昨年の中国四国地区では参加者はゼロだったらしく、 今年の参加者が心配されている。 今回はぼくは参加大学側だが、世話人の心配がよくわかる。

大学紹介ポスター

ポスターを貼ったところ。 これは6月のものと同じ。

集まり具合

昼ご飯を食べながら簡単な打ち合わせをした後、 13:30から説明会のスタート。 30分前になっても、まだチラホラだったが、 開始時間には、高校生が18名ほど、 先生らしいのが5人かそこらと、 案外とたくさんの参加者があって、一安心。 広島、パンクチュアルだ。

説明会開始

最初は「はやぶさ」に関する講演会があり、 休憩の後に、各大学の説明会に入る。 紹介タイムの時間はだいたい収束してきたようで、ここでも7分だった。

ポスターセッションの撮影は忘れたけど、 またまた客引きしてたりする(笑)。

広島は日帰りできる距離で宿泊の出張が切れず、翌月曜日も会議などあるので、 珍しく(笑)懇親会などはパスして夕方に帰京。

各大学のプレゼンだが、全般的にはちょっとマジメすぎるかなぁ?  もう少しサービス精神があってもいいだろう。 かと言って、こっちが上手なわけでもないが(泣)。

高校生もやや大人し目な感じである。 こちらもアウェイだし、 直前に出たばかりの文庫を3冊ほどお土産に持参したけど、 われがちに欲しがりに来るという感じではなかった。 郡山だと、わらわら集まったけどなぁ。

しかし、やはりアウェイはなかなか厳しい。 郡山では(大阪は)遠いって言われたし、 今回は今回で、ポスターセッションの時間に、 教育大学でも天文学ができるんやで、と話していたら、 高一の男の子が、こんな大学があるの知らなかった、と。 大学名すら知られていないとは!

なお、最終的な"主催者側発表"としては、 高校生21名、学校の先生7名、一般2名、 関係者14名(大学教員12名、科学館スタッフ2名)、NHKの取材1名、 となっている。 中国四国の人口密度から考えれば、十分に集まった方だと思う。 まぁ、しばらくは地道にやっていく活動なんかな。