テキストミーティング@鹿児島
(2012/06/27)

6月最後の(楽しい!)イベントは、鹿児島行きである。
いま、筑波の人と鹿児島の人と3人で執筆しているテキストがあって、 いままでにも学会などで簡単な打ち合わせはしたのだが、 学会時などはあまり時間が取れないこともあり、 6月ぐらいに一度ゆっくり打ち合わせ議論をすることになっていた。 3人が見事に各地に散らばっていて、 最初は天文台(三鷹)が便利かなという話もあったけど、 (筑波の人から)京都でもいいねという話が出て、 (こっちは京都なんかでやったって嬉しくないし) 鹿児島はどう?と話を振ったら、それはグッドアイデアと、 満場一致(?)で決まった。 決まったメールを読みながら、 “城山観光ホテル”へ予約を入れたことは言うまでもない。
もちろん、往復は新幹線である。 京都から鹿児島だと、空港の時間ロスなどを考えれば大差ないし、 だいたい飛行機キライだし、何よりも、道中が乗りっぱなので、 さくらの丸々4時間は移動書斎になる (ようにコンセントのある窓際を取っている)。 今回は、テキストの原稿や研究ノートに加え、 直前に日経サイエンスの翻訳が入ってきたので、 翻訳原稿と英和辞書も同道だ。 分厚い英語の辞書を持参しての出張ははじめてかなぁ。 往復で全部訳せたらいいけど、30分ほどで訳出に飽きて、 HPなんて作ってるから、無理かも(笑)。 でも、隣に座っていたごっつい外国人観光客(団体?)が 広島で降りてからは、さくらの広い座席を2人分占有して、 そこそこ広い移動書斎(兼、遊び場?)になり、 本を読んだりゲームをしたり、ちょこっと仕事したり、 久しぶりの優雅な気分? と、気づいたら長いトンネルだけど、つぎは小倉かな。
城山観光ホテル

久しぶりの城山観光ホテル。といっても、去年の秋の学会以来だから、 1年も経っていないか。ここに泊まるのは、うーーんと、 2008年のアインシュタインLOVEが最初で、今回が4度目かな。 早めに予約すれば、東京などのビジネスホテル並の値段で、 絶景最高素敵なところである。 生憎と今回は天気がよろしくないが、 まぁ、雲に隠れた桜島もはじめてだし、いいか。

オードブル

荷物を解いたら、早速にスカイラウンジでホテルディナー。 とはいうものの、大きなプレートのオードブルで、もう十分に満腹。 デザートどころか、メインディッシュまでも進めず(笑)。

ホテルビール

うっかり忘れていたが、ここは自前のブルワリー (城山ブルワリー)をもっていて、 ベルギーホワイト(桜島こみかん)やスタウトなど、 4種類ぐらいの地ビールが飲める。 とくにベルギーホワイトが絶品。 またハウスワインも絶唱的旨さ。 お会計的には、飲み物の方が多かったかも。

寝不足

いまだに枕が変わるとよく眠れない。 ゆうべも、結局、4時間ぐらいしか寝てない(泣)。 うーーん、昼間はちょっとしんどいかも。 ビジネスプランの安い部屋だから、たいてい、眺望悪いけど、 今回は珍しく、窓の外が開けていた。 もっとも桜島とは反対側の景色だけど。

桜島

雨は止んだので、頂上までは見えないけど、 まぁまぁの桜島。

ホテルバイキング

城山観光ホテルは、またモーニングがものすごく豪華絢爛で、 あまりたくさん食べられないのが残念だけど、 たしか和洋合わせて100種類ぐらいあって、 オムレツなんかはその場で作ってくれるし、パンも美味しいし、 今回も昼の軽食用にパンを2つテイクアウトしたぐらい。 このバイキング、単体だと2000円もするけど、 今回のビジネスプランは朝食込みだから、とってもお得だった。

理学部1号館

鹿児島大学も無闇にキャンパスが広い。 手前は火山灰袋。

夜のセッション

お仕事はもちろんしっかりして、夜はもちろん^2、天文館へ。 メールで吾愛人がいい、わかな本店がいい、と言っていたら、 ちゃんとリクエストに応じて、 吾愛人(本店)を予約してくれていた。 去年の学会のときにも学生と来たけど、 ここの黒豚しゃぶしゃぶが、これがまた絶品で (家でもたまにネットで頼むぐらい)、 鹿児島大好きな理由の一つだったりする。 はじめて鹿児島に来たという筑波の人も、 大絶賛で、帰ったらネットで頼むと言っていた(笑)。

んで、野郎ばかり3人なので、 2時間ぐらいと思っていたら、 6時から飲み始めて、気づいたら10時(えっ”)。 その間、何をしていたかというとだ、 日本の理論天文学を背負う人材が3人(少し脚色)、 日本の天文学の将来を熱く語った(半分ホント)。 マジで10年後を憂いていたのである(てきとー)。 どことは言わないが、人材的な面で、これはマジでヤバイ!!!

んで、ようやく10時に解散して、ホテルへ戻った。 まぁ、そこそこ呑んでおなかもいっぱいなので、 大人しく部屋に帰りかけたら、 (エレベータのそばにあるメインバーからピアノが) …メインバーでは夜に何度か生演奏がある。 ついフラフラとバーへ入って(笑)、 生演奏を聴きながら桜島こみかんのベルギーホワイトを一杯。 だけで切り上げたけど、実はホテルバーで ビールを一杯だけというのも、結構、勇気がいる(笑)。 …たいていは、つまみを頼んだりするし。 でも、それができるのも、ここだからかも。

光学的厚み

昨夜と一転、ぐっすり眠れて、元気回復。 最終日はふたたび雨がち模様で、 桜島も雲に包まれている。 さすがに大学院レベルのテキスト執筆は大変で、 なかなか先が見えなかったけど、 ようやく残り作業がほぼ確定して、 ゴールまでの光学的厚みが1を切った。