6月最後の(楽しい!)イベントは、鹿児島行きである。 いま、筑波の人と鹿児島の人と3人で執筆しているテキストがあって、 いままでにも学会などで簡単な打ち合わせはしたのだが、 学会時などはあまり時間が取れないこともあり、 6月ぐらいに一度ゆっくり打ち合わせ議論をすることになっていた。 3人が見事に各地に散らばっていて、 最初は天文台(三鷹)が便利かなという話もあったけど、 (筑波の人から)京都でもいいねという話が出て、 (こっちは京都なんかでやったって嬉しくないし) 鹿児島はどう?と話を振ったら、それはグッドアイデアと、 満場一致(?)で決まった。 決まったメールを読みながら、 “城山観光ホテル”へ予約を入れたことは言うまでもない。 もちろん、往復は新幹線である。 京都から鹿児島だと、空港の時間ロスなどを考えれば大差ないし、 だいたい飛行機キライだし、何よりも、道中が乗りっぱなので、 さくらの丸々4時間は移動書斎になる (ようにコンセントのある窓際を取っている)。 今回は、テキストの原稿や研究ノートに加え、 直前に日経サイエンスの翻訳が入ってきたので、 翻訳原稿と英和辞書も同道だ。 分厚い英語の辞書を持参しての出張ははじめてかなぁ。 往復で全部訳せたらいいけど、30分ほどで訳出に飽きて、 HPなんて作ってるから、無理かも(笑)。 でも、隣に座っていたごっつい外国人観光客(団体?)が 広島で降りてからは、さくらの広い座席を2人分占有して、 そこそこ広い移動書斎(兼、遊び場?)になり、 本を読んだりゲームをしたり、ちょこっと仕事したり、 久しぶりの優雅な気分? と、気づいたら長いトンネルだけど、つぎは小倉かな。 |
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城山観光ホテル
久しぶりの城山観光ホテル。といっても、去年の秋の学会以来だから、 1年も経っていないか。ここに泊まるのは、うーーんと、 2008年のアインシュタインLOVEが最初で、今回が4度目かな。 早めに予約すれば、東京などのビジネスホテル並の値段で、 絶景最高素敵なところである。 生憎と今回は天気がよろしくないが、 まぁ、雲に隠れた桜島もはじめてだし、いいか。 |
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オードブル
荷物を解いたら、早速にスカイラウンジでホテルディナー。 とはいうものの、大きなプレートのオードブルで、もう十分に満腹。 デザートどころか、メインディッシュまでも進めず(笑)。 |
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ホテルビール
うっかり忘れていたが、ここは自前のブルワリー (城山ブルワリー)をもっていて、 ベルギーホワイト(桜島こみかん)やスタウトなど、 4種類ぐらいの地ビールが飲める。 とくにベルギーホワイトが絶品。 またハウスワインも絶唱的旨さ。 お会計的には、飲み物の方が多かったかも。 |
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寝不足
いまだに枕が変わるとよく眠れない。 ゆうべも、結局、4時間ぐらいしか寝てない(泣)。 うーーん、昼間はちょっとしんどいかも。 ビジネスプランの安い部屋だから、たいてい、眺望悪いけど、 今回は珍しく、窓の外が開けていた。 もっとも桜島とは反対側の景色だけど。 |
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桜島
雨は止んだので、頂上までは見えないけど、 まぁまぁの桜島。 |
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ホテルバイキング
城山観光ホテルは、またモーニングがものすごく豪華絢爛で、 あまりたくさん食べられないのが残念だけど、 たしか和洋合わせて100種類ぐらいあって、 オムレツなんかはその場で作ってくれるし、パンも美味しいし、 今回も昼の軽食用にパンを2つテイクアウトしたぐらい。 このバイキング、単体だと2000円もするけど、 今回のビジネスプランは朝食込みだから、とってもお得だった。 |
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理学部1号館
鹿児島大学も無闇にキャンパスが広い。 手前は火山灰袋。 |
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夜のセッション
お仕事はもちろんしっかりして、夜はもちろん^2、天文館へ。 メールで吾愛人がいい、わかな本店がいい、と言っていたら、 ちゃんとリクエストに応じて、 吾愛人(本店)を予約してくれていた。 去年の学会のときにも学生と来たけど、 ここの黒豚しゃぶしゃぶが、これがまた絶品で (家でもたまにネットで頼むぐらい)、 鹿児島大好きな理由の一つだったりする。 はじめて鹿児島に来たという筑波の人も、 大絶賛で、帰ったらネットで頼むと言っていた(笑)。 んで、野郎ばかり3人なので、 2時間ぐらいと思っていたら、 6時から飲み始めて、気づいたら10時(えっ”)。 その間、何をしていたかというとだ、 日本の理論天文学を背負う人材が3人(少し脚色)、 日本の天文学の将来を熱く語った(半分ホント)。 マジで10年後を憂いていたのである(てきとー)。 どことは言わないが、人材的な面で、これはマジでヤバイ!!! んで、ようやく10時に解散して、ホテルへ戻った。 まぁ、そこそこ呑んでおなかもいっぱいなので、 大人しく部屋に帰りかけたら、 (エレベータのそばにあるメインバーからピアノが) …メインバーでは夜に何度か生演奏がある。 ついフラフラとバーへ入って(笑)、 生演奏を聴きながら桜島こみかんのベルギーホワイトを一杯。 だけで切り上げたけど、実はホテルバーで ビールを一杯だけというのも、結構、勇気がいる(笑)。 …たいていは、つまみを頼んだりするし。 でも、それができるのも、ここだからかも。 |
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光学的厚み
昨夜と一転、ぐっすり眠れて、元気回復。 最終日はふたたび雨がち模様で、 桜島も雲に包まれている。 さすがに大学院レベルのテキスト執筆は大変で、 なかなか先が見えなかったけど、 ようやく残り作業がほぼ確定して、 ゴールまでの光学的厚みが1を切った。 |