高校生向けのイベントが続く中、一般向けに面白いイベントがあった。
昨2011年7月26日に小松左京が80歳で星になった後、
一周忌を記念しての<小松左京ナイト>というイベントである。
科学館のプラネタリウムホールで、
小松左京に縁がある人間が語ろうというもので、
フタを開けてみると、ほぼ満席に近い250人ぐらいの参加だった。
いやいや、なかなかキンチョーもんだった。
ゲストは、氏と数十年にわたり親交のあったSF作家の堀晃さん、 長年にわたり氏の秘書をつとめてきた乙部順子さん、 『日本沈没』のリメーク版を監督した樋口真嗣さん (エヴァのシンジの元ネタ名らしい;笑)、 そしてなぜか福江(宇宙がテーマとのことでのご指名; もっとも、だいぶ前に、江坂のイベントで、御前で講演し、 いろいろ話させてもらったことはあるが)。
科学館の渡部さんの上手な司会進行の中、18時に開演し、 |
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学天則
開演直前なのに学天則に見入るゲストたち。 開演2時間前の4時には集まって、事前の打ち合わせなどをしたのだが、 少し時間があまったので、館内を見学。 樋口監督は特撮をするので、同行者の人たち共々、機械・電気フェチ(笑)。 関電の太い電線とかいろいろ見学していたが、 後、数分で開演というのに、科学館の人が学天則を動かしてくれて、こんな状態。 |
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オープニング
ゲストが入る前のオープニングシーン |
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果しなき流れの果に
「小松左京のSF宇宙」では、
『果てしなき流れの果てに』(福江推薦)、
『結晶星団』(堀推薦)、
『虚無回廊』(堀推薦)、
『さよならジュピター』(福江推薦)の順に、
小松SFの遠大なイメージを紹介した。 |
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SS
ゲストの立場ながら個人的に一番インパクトがあったのが、 『虚無回廊』に出てくる茶筒SSのイメージだった。 科学館の飯山さんが作成したCGだけど、 ちょうど一週間前に科学館であった高校生イベントの後で、 今回の打ち合わせをした際に初見したとき、もーびっくりした。 とにかく、思いの外に、でかかったものだ。 堀さんも、“こんなのが現れたら、みなわかりますよね〜(笑)”。 |
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四方山話
後半の小松左京四方山話コーナー。 ゲストで座っているんだけど、樋口さんたちの裏話が面白くて、 お客さんたちと一緒に聞き入ってしまった(笑)。 この後ラストは、小松ロケット打ち上げ映像− 2011年11月29日「小松左京を宇宙へ送り出す会」用に、 樋口監督たちが自主制作した十分弱の映画だけど、 これがまた驚嘆するぐらい面白かった。 終了後、8時ぐらいから、近くの居酒屋で打ち上げをしたけど、 みんな、よく呑んで呑んで呑んで(笑)。 また、科学館のドームに投影した小松ロケットの打ち上げ映像や、 他の映像が非常にインパクトがあったので、 科学館で上映する映画を作ろうという話で盛り上がった。 どっかでお金が取れれば、ほんとに実現して欲しい。 |