教員研修@福井県教育研究所
(2013/07/03)

実習中

ゆとりが終わって、カリキュラムが変わり、 教科書が分厚くなるとともに、地学の履修者が増加中だ。 地学の教員を増やしてくれればいいものだが、そうはならずに、 現場では生物の先生などが地学を教えているらしい。
という背景で、福井県から教員研修の依頼だった。 なぜ、福井からと思ったが、福井県内の大学には天文の人は皆無なので、 近場の教育大から、ということかな。 CSTなどで話している、「最新の宇宙像」+実習+「最新太陽像」+実習、 などを実施したが、一日がかりで結構くたびれた。
写真は地質の先生の実習パートで、震源の3Dモデル作成。 こっちもいろいろ勉強になった。




福井あなどりがたし

順序が逆になったが、研修は朝からなので、 前日から福井入り。 で、前の晩は、打ち合わせを兼ねて、 福井県教育研究所の方や高校の先生たちと会食。 駅構内にある、ちょっといい目の居酒屋<八兆屋>で、 ちょっといい目に、ミニ懐石コースである。 スポンサー付きの講演とかだとたまに接待もあるけど、 教育関係なので、もちろん自腹(笑)。
さて、実は、福井でモノを食するのは初めて。 海産物はあるだろうから、そこそこイケルだろうとは期待してたけど、 予想以上に美味しい料理ばかりがでてきた。 最初の方は撮り忘れたけど、 サワラ?の焼き物、焼き茄子の天ぷら、厚揚げ豆腐の焼き物だったかな。 京都でも懐石はあるが、魚も、茄子も、 京懐石よりも味がしっかりしていて (福井は味が濃いらしい)、 オサケ(とくに日本酒)によくあう。 極めつけは、一番下の、サバのへしこ。 名前は聞いたことがあって、なんとなく、 臭い乾物のような感じをもっていたが、 サバのもろみ塩漬けみたいなもんだった。 これが、とびっきり塩っ辛いけど、まったくもって、 サケのアテにどんぴしゃな代物である。
いやあ、福井あなどりがたし、また来たいけど、チャンスあるかな。