第4回天文宇宙検定@大阪
(2014/10/12)

河内小阪

4年前から開始された天文宇宙検定。 準備期間も含めると5,6年関わっているが、 最初はかなり急いだためテキストにも間違いが多く、 前途が心配だったが、なんとか4年目まで到達した。 最初は東京と大阪だけだったが、あちこちから希望もあり、 今年は、東京・大阪・名古屋・福岡(初)・沖縄(初)で開催となった。 沖縄はあいにくの台風19号で残念ながら中止となったが、 翌日に非公式で実施するとのこと。 大阪の今年の会場は、近鉄奈良線沿線の大阪商業大学。

受検会場

大阪会場にはできるだけ顔を出すようにしているが、 今回は、試験後の答え合わせ会で講演(解説)を頼まれたので、 午後から会場に向かった。 午後3時からが、2級と1級の試験だが、 開始の1時間ぐらい前なのに、すでに受検者が結構集まっている。

試験場本部

いまはさまざまな検定試験があって、その道のプロが、 試験監督その他、会場運営をしている。

3級と2級の試験が実施された第1回のときは、 ぼくも朝から詰めていて、試験実施に合わせて、 本部で3級と2級の試験をやってみた。 天文学史や宇宙開発関係ではわからない問題もあったが、 さすがにその他の問題はほぼ正解で、 時間も20分もかからなかっただろう。 一方、1級はダントツで難しいので、 プロでも受からないのではないかと、 関係者の間でも評していた。 今回は、待ち時間もあるので、ぼくも1級問題に挑んでみたが。 回答にかかった時間は17分で、採点結果は、79点!!  やっぱ、天文学史や宇宙開発がぜんぜんできないが、 専門の問題でも間違えたものが結構あった。 事前に試験問題をみていて、かなりアドバンテージがあったので、 それを除けば、70点ぎりぎりぐらいだったろう。

答え合わせ会

4時に試験が終了し、4時半から6時ぐらいまで、希望者に答え合わせ会。 今回は2級試験の答え合わせ会で、解答を配布し、 ぼくが10題ぐらいピックアップして、プラスα的な解説をしながら、 質問を受ける感じだ。 38人が参加したそうで、みなさん、ほんとに熱心である。

終了後は出版社の人たちと軽く飲みながら反省会。 受検者に楽しんでもらうためには、 まだまだ改善・改良の必要があり、 今後の方針などを結構まじめに相談した。