このアニメーションはgasの供給の様子の表現を主に作成したものです。上と同じく、粒子の色は温度が高い方から青、緑、黄、赤としました。 gas は半透明にし、密度が大きくなると重なりが増え、より明るくなるよう設定しました。伴星から流れ込んでくる gas が降着円盤と衝突するホットスポットが光り輝いています。
演算詳細
使用したアプリケーションは Blender ver 2.79 でした。空間にオブジェクトを非常に多く追加することも考えましたが、処理が非常に重くなるまたは動かないことがあったので ParticleSystem を利用しました。
そのため降着円盤と宇宙ジェットでは粒子数は2万5千体、X線連星の gas 供給の様子では5万体を扱うことができました。
降着円盤と宇宙ジェットのアニメーションの Resolution は 1920×1080ピクセル、fps は24で2000フレーム、レンダリングには Blenderレンダーで約72時間かかりました。
X線連星の gas の供給の様子のアニメーションの Resolution は 1920×1080ピクセル、fps は24で2500フレーム、レンダリングには Blenderレンダーで約125時間かかりました。
PC の CPU は Core i7-4790K(Devil's Canyon)でレンダリングはCPUに依存していました。メモリは DDR3-1600 2枚で合計16GBのものを使いました。