「活動する宇宙−天体活動現象の物理」＠京大会館＄1998/11/16-17

まとめ

  1. ジェットの加速と駆動：最終速度ｖ∞

    SS433：ｖ＝0.26c
    1E1740-2942：ｕ＝γｖ＝0.275　→　ｖ＝0.265c

    値が近い：これは偶然か必然か？

    magic speed：0.45c (disk) 〜 c (sphere)

    上の速度より大きい：不一致の原因？
     →　diskの開口角を小さくする？　(Slim Disk)

  2. ジェットの方向性の維持

    →　降着円盤に鉛直方向

    降着円盤のprefered plane？

    活動銀河ジェット：銀河平面
    双極分子ジェット：初期条件
    系内連星ジェット：公転軌道面

    単独のコンパクト星（e.g., 1E1740-2942）：
     no prefered plane
    当初の降着面はゆらぎで決まるが， その後は，
    ＜降着円盤へのホイル＝リットルトン降着＞
    によって，自動的に維持される．

  3. ジェットの収束

    これが一番の問題！

    ジェットガスの供給源は降着円盤
    ↓
     軸上へのプラズマの移動／角運動量の抜き取り？

    →　輻射抵抗＆Slim Disk

宇宙ジェットモデル　星取り表

非ＭＨＤ
(radiation)		 ＭＨＤ
NATURE
Energetics◎◎
Steadiness○△
Collimation×○
Characteristic
Speed		terminal vel
line-lock
magic speed		×
Co-existence
with AD (spectrum)		○×
Co-existence
with ADAF		？？
OBJECTS
Bipolar jets？○
CVs○ (line)×
SSXSs○ (contin)×
XBs○ (contin)？
SS433○？
1E1740-2942○？
AGNs○？○？
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