高橋クン・辻チャン結婚式
@千里中央&茨木(2000/11/04)

卒業生の高橋クンと辻チャンの結婚式と披露宴が、大阪であった。
人生ピンチの連続だった新郎の結婚式に相応しく、 予想(期待)通り、きょうはピンチの連続だった。
まず、いきなり、結婚式に10分ほど遅刻してしまった。 教会の式だったので、親族でなくても参列に招待されるわけだが、 京都から千里中央は近いようで遠い。 乗り継ぎ時間が累積して、最後はタクシー飛ばしたけど、 間に合わなかった。 ま、これは式場の後ろから、そーっと入って、 どうってことなかったんだけど・・・
2番目のピンチは、そのつぎで、 今度は主賓が披露宴に遅刻しかけたのだ! 結婚式は千里中央近くの教会であり、 披露宴は場所を移して茨木の方であったんだが、 会場を移動するときに、 差し回しのマイクロバスに乗らずに、 ぼくと主賓の横尾せんせは、(ちょっと楽しようと) 参列していた卒業生の車に乗っけてもらった。 これが運のつき。 あそこらへんは、道路が入り組んでいてややこしく、 道に迷った上に渋滞にかかってしまい、超ヤバイ状態。 もちろん、今度は、ヤバイのは、ぼくじゃなくて、 車に同乗していた横尾せんせ。 主賓は最初に挨拶するのが相場だから。 こりゃー、ちょっとヤバイぞ、と思った段階で、 会場についているはずの卒業生に電話を入れたら、 案の定、会場はパニックで、とくに司会者は真っ青状態だったらしい。 さいわい、ほどなく渋滞が解消されて、 披露宴開始時刻の数分前に会場に滑り込んだ。 いやいや、スリル満点だった。
披露宴は主賓も間に合って、宴自体は滞りなく行われたが、 なかなか、“らしい”披露宴だった。 実際のところ、祝辞で、主賓を始めみんなから、 あれだけ口々に“ちょっと頼りないですが・・・” などと言われる新郎も珍しいだろう。 また宴の途中で、新郎・新婦が再入場するときには、 加山雄三の『君といつまでも』を新婦が歌いながら入場し、 新郎が、クサイセリフを言うという、イベント。 さながら、辻ちゃんワンマンショーだが、 あれも、辻ちゃんらしくって、とても面白かった。
しかし、最後に待っていたのは、やはり! 新郎自身が最大のピンチを演出した。 披露宴の最後で、新郎新婦が雛壇を降りて、下座に挨拶に行こうとしたとき、 突如、新郎が駆け出して逃げ去ったのである。 結婚式の準備疲れや緊張で少し気分を悪くしたらしい (もちろん、主賓の遅刻しかけが、最後のダメ押し)。 ふつうだったら、ここで会場が騒然となるだろうが、 でも、雛壇近くで取り残された新婦をはじめとして、 会場の誰一人として、慌てず騒がず、 “あ、やっぱり”という顔をして、 世間話をしながら新郎の帰りを待った。 (こんなに、心配されない新郎って・・・)。
ま、ともあれ、最後には新郎自身のオチもきちんと入って、 最初から最後まで楽しめた宴だった。 披露宴の後は、横尾せんせや卒業生らと、 ふたたび千里中央まで戻って、 “やっぱりなぁ”と終電まで2次会になったのは、当然。
何年かに一度しか見れない三つ揃い姿。 十年近く知っている卒業生が、 はじめてみたといって目を丸くしていた。 ま、たしかに、滅多にないショットだが。
教会でバージンロードを退出するとき。 この後、いったん全員出て、 また戻って、記念撮影とかした。
来賓や新郎友人のテーブルで。
新婦友人のテーブルで。
もう真っ赤で、自滅寸前。この少し後、青くなる。
花束をかかえて残された辻ちゃん。 でも、本人は披露宴に感激していて、 逃げ去った新郎のことは忘れている、と思う。
披露宴の後で、新郎が友達と挨拶している隙に、 お約束のツーショット。