連星・変光星研究会
@ダイニックアストロパーク天究館
$11/25-26


先週に引き続き週末をつぶして,11月の25日から26日にかけて, 滋賀県の多賀町にあるダイニックアストロパーク天究館で, 「連星・変光星研究会」に参加してきた. 11月から12月にかけてはほとんど週末がつぶれる予定だったので, この研究会の参加は悩んでいたのだが, 学生が参加発表することになったのと, 近隣の天文施設でありながら訪問するチャンスのなかった ダイニックアストロパーク天究館で開催されたので, 物見遊山のつもりで参加してきた. (のつもりだったけど,結局,降着円盤がらみの話をすることになってしまったが).
連星・変光星ワークショップ @ ダイニックアストロパーク天究館 $ 2000/11/25-26

降着円盤→降落円盤→超円盤

福江 純@大阪教育大学


  1. 降着円盤とは:
    いろいろな天体における降着円盤
  2. 連星系における降着円盤の活動現象:
    はくちょう座X-1と特異輝線星SS433
    激変星・超軟X線源・X線連星
  3. 降落円盤とは(dot{m}<<1):
    移流優勢円盤
    降落円盤のスペクトル
  4. 超円盤とは(dot{m}>>1):
    超円盤
  5. 降着円盤ア・ラ・カルト
    熱平衡ダイアグラム
    連続スペクトル

ダイニックアストロパーク天究館は, ダイニックという企業が運営している天文施設で, (したがってダイニックの工場の敷地内にある), 開所以来13年ぐらいになるそうだ. 前社長(現会長)さんが星好きだったことから, 企業の地域社会への還元事業として, 天文公園「アストロパーク」と天体観測施設「天究館」が作られたようである. 企業のメセナ活動は,関西でも, サントリーミュージアムとか松下電器館とかいろいろあるが, 天文施設としては数少なく,その意味では大変ユニークで希少な施設である. 実際,観望会その他,地域においてさまざまな活動をしているようだった. 今回の研究会でも,会場や機材はもちろんのこと, 食事や懇親会(←重要),そして米原への送迎まで, ホスピタリティはとてもよく,2日間気持ちよく過ごせた.
研究会自体も,いろいろ勉強になり, 週末をつぶして参加しただけの意義があった.
JR米原駅. はじめて降りたが,なーんにもない. 構内はともかく,改札を出たらキヲスクもなかった.
アストロパーク.
天究館.
ドームの中の望遠鏡. 口径60cmの反射望遠鏡で, 架台はドイツ式.
これは2日目の休憩時間に撮影したものだが, カメラの視野に収まらずに2枚を接いでいる. 実は,初日の夜には一般の人と一緒に観望会をしてもらったのだが, 先週も西はりまに行ったばかりだったので,さぼって, 5人ほどで先行して懇親会をはじめていたため, 詳しい説明は聞きそびれた.
セルフサービスで夕食の準備をしている模様. 夕食は(その後の観望会が控えているため)ノンアルコール. 夜はこの同じ部屋で40人ほどが雑魚寝である.
懇親会もたけなわ. キャピキャピ女子学生に囲まれて,ご満悦のナルナル@西はりま. 寝屋川の“ゆみちゃん”に言いつけるぞ!!
北村大先生とツーショットで緊張しているヒナネェ.
同じく女子学生に挟まれて満面笑みのサイジョーさん@科博. こっちも結構アヤシイ.
ゆうまでもなく,いつでもどこでも,元気で変な森本オヂサン@西はりま.
2次会の様子.11時から後は,宿泊施設2階の大広間は寝る人に譲り, 1階のロビーに場所を移して宴会は果てしなく続いた. 手前の青い制服の人が,お世話になった高橋さん. (名前,間違ってたらごめんなさい)
翌朝,8時過ぎのドーム風景. こんなに早く起きたの,先週以来!? 眠い,の一言.
言葉は要らない.
昼食前の記念撮影風景.
研究会終了直前に.田鍋にいやんが,何故だか自転車で到着. 送迎バスに乗る直前に,かろうじて遭遇できた.
遥か彼方の彦根城(だと思う).
何年かぶりに間近でみた琵琶湖.


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