ASFブランド『宇宙スペクトル博物館<可視光編>』 は可視光天文学がメインなので, やはりここは望遠鏡メーカーにも取材したい. 東京に出張する機会があったので, かねてから一度見学したかった三鷹光器にお邪魔することにした. 三鷹光器はうち(大阪教育大学)の51cm望遠鏡も作ってもらったところだし, 卒業生の中村睦くんも就職しているところだ. 実際,中村くんにはお世話になりっぱなしで, (ぼくの)宿舎まで迎えに来てもらった上に, 三鷹光器の隅から隅までずずいと見せてもらった. また三鷹光器の会長さんや社長さんはもちろん, 技術者のみなさんにも大変お世話になった. この場を借りて感謝したい. | |
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国立天文台に沈む夕陽. |
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三鷹光器の正面(?)付近(国立天文台のすぐそば).
聞いていたとおりに,ほんとに町工場っていう雰囲気
(本当の町工場を見たことあるんか?).
でも,ここで,
あんなナノサイズが測定できる精密測定装置や医療用顕微鏡や
望遠鏡が作られているのだ.
環境といい,後で飲みながら聞いたことといい,
良くも悪くも真性職人の仕事場という気がする.
NHKのドキュメンタリーでも紹介されていた ナノメートルまで測れるという光学測定装置などの実物を見学. 企業秘密なので写真撮影はできなかったが, TVでモザイクがかかっていた部分なども見せてもらった. 医療用顕微鏡なども操作させてもらい感激. |
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塗装前の望遠鏡. 裸の望遠鏡なんてはじめて見たのでビックリ. ウエイトとか丸っきり鋳物だし, そっかこんな感じなんだと納得. |
うーん,これも書きたくないが,やはり史実は史実. 見学の終わった8時過ぎぐらいから,じゃぁ飯でもということになって, 中村くんと近くの居酒屋へ. 仕事が終わった三鷹の技術者の人も数人合流する (でも,みんな定時にはじまって夜も遅くまで仕事している). 三鷹の話とか技術的な話とか,いっぱい話を聞いたけど, だけど,いつもあんな飲み方するんだろうか? 9時前から飲み始めて,パブに移動し,さらに2時ごろまで, 喋り続けに飲み続けやもん. 体もたへんわ. 実際,ぼくは2時すぎに宿舎についた途端にベッドに倒れこんで, 翌朝はチェックアウトギリギリまで死んでたし, 一日中,二日酔いで気持ち悪かった. 次の日は,午前中から夕方まで天文学会の会議があって, 言うべきことは言ったんだけど, HPもMPも最低値だったから, まるで迫力なかったと思う. でも,三鷹の人は定時から仕事だよなぁ. みんなすごいわ,ほんと. |