第一回ジュニアサイエンス@地学実験室
(2003/10/25)

学校が完全に週休2日制になったのを受けて, 大学と地域社会との連携とか, 高校と大学の連携などがクローズアップされてきている. 地学専修では,まず手始めにということで,地元の小学生を相手に, 今年からジュニアサイエンス教室を開くことになった. 具体的には,希望者を対象に,
  • ペーパー分光器(福江)
  • 雪を作ろう(吉本)
  • 化石のレプリカ(廣木)
  • 宝石探し(山口)
を実施した. 今年は初回ということもあり,あまり大掛かりな宣伝はせずに, 地元の小学校から6年生の希望者が12名ほど参加した.
簡単な説明の後で, 工作用紙からペーパー分光器の型を切り取っているところ. ハサミやカッターを使う部分があったり,工作にコツがいるところもあるので, 参加者2人に1人ぐらいの割合で,学生のアシスタントがついている. 大学の学生実験でやるときは,もちろんアシスタントは必要ないが, 小学生相手ではアシスタントは大助かりだった.
実験室後方からの風景. 最初に十分ほど,マルチメディア『宇宙スペクトル博物館』を使って, 光や色について話して,作業に入った. 工作はだいたい1時間ぐらいかかると予想していたが, 実際,全体としてはそれぐらいかかったが, なかには手際よく工作する子もいて, 早く終わった子には,分光器の外側に絵を描いてもらったり, 青空を見てもらったり, パソコンで『宇宙スペクトル博物館』を見てもらっていた.
しっかりカメラ目線のおしゃべり2人組.