ブラックホール天体現象をメインテーマに置いた国際会議が京都で開催され,
国内120人海外80人総計200人もの研究者が一同に会した.
従来から,ブラックホールには,
星の進化の果てにできる太陽の10倍くらいの質量をもった
恒星質量ブラックホールと,
活動銀河の中心に鎮座する太陽の1億倍くらいの質量の
超大質量ブラックホールがあるとされてきた.
そしてこれらのブラックホールの周囲には,
光り輝くガス降着円盤が渦巻いていて,
X線星・マイクロクェーサー(恒星質量ブラックホールの場合)や,
活動銀河・クェーサー(超大質量ブラックホールの場合)など,
さまざまな活動現象を引き起こすと考えられてきた. 今回の国際会議では,観測から理論まで,X線星から活動銀河まで, さまざまな分野の研究者が集まり, これらのブラックホール天体現象を統一的に理解しようと議論したのである. 内容的にも大変に充実した会議だったといえよう. |
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会場の京都国際交流会館. 南禅寺前の風光明媚な場所にある瀟洒な建物. ただなぁ,家からだと交通の便があまりよくなくて, バス−京阪−地下鉄と乗り継ぐのを思うと, 結局,ほとんど毎日タクシーで通うことになった. 京大の院生はもちろんチャリだったけど(笑). 幸いだったのは,4日間とも毎日, ほんとに綺麗な秋晴れの日が続いたことだ. 周囲を散策した人も多かったろう. |
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初日のオープニング. SOC(科学組織委員会)の嶺重 慎さんが 会議の目的などを話しているところだが, やっぱ会場内はよく写らない. |
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会場風景. 国際交流会館のメインイベントホールで行われたが, だいたい200の椅子席がほぼ満杯状態になっている. この階段状になっている壇に据え付けられた椅子が, 国際会議場にしては立て付けが悪く折畳式だったのだ. パンフレットにはこのイベントホールで100人規模の 立食パーティもできるようなことが書いてあるので, もしかしたら,階段全体が引き込みしきなのかもしれない. ちょっと見てみたかった. |
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ポスター会場1. |
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ポスター会場2. |
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ポスター会場3. ちゃんと参加している証拠に自分の写真も(笑) |
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夜の部. もちろん夜の部はあった. 会場の近辺はあまり店がないのだが, 河原町まで出るのも面倒なので, ちょうど岡崎道のところに湯豆腐の順正があり, そこに入った. 団体観光客向けらしく,南禅寺前の本店よりだいぶ格安. |
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で,湯豆腐セットとか一品とかいろいろ頼んでつついたが, 生ビールがなかったのが失点. でも,こうやってみると, ほとんど合コン状態に見える?? |
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というか,
保護者(2名)付き合コン???
ともあれ,会議のお世話ご苦労さまでした. |
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落ちの写真がなかったので, ホームページのぼくの画像を使ってくれていて, ちょっと嬉しかったポスター展示から. |