京都賞晩餐会@京都宝ヶ池プリンスホテル(2003/11/10)

第19回京都賞の晩餐会に行ってきた。 京都賞というのは稲盛財団が出している賞で、 先端技術部門、基礎科学部門、思想・芸術部門の3つの部門で、 過去にすぐれた業績を上げた人が毎年各部門一人ずつ受賞するものだ。 日本のノーベル賞をめざしていると言われている。
この基礎科学部門はさらに4つぐらいの分野にわかれていて、 今年度は地球科学・宇宙科学の分野が授賞対象分野になっていた。 だから、まぁ、天文の分野としては、8年に一人ぐらいの受賞者が出ることになる。 過去には、銀河物理学のヤン・ヘンドリック・オールトや 星の進化および太陽系形成の林忠四郎らが授賞しており、 今年は太陽風と宇宙電磁場の権威のユージン・ニューマン・パーカー教授が授賞した。
授賞イベントは3日間にわたり開催され、 初日は授賞式と晩餐会、2日目は受賞者の講演会、そして3日目は 各部門に分かれてのワークショップとなっている。 今年は天文関係者の授賞ということで、ゆえあって参加することになった次第だ。
昼間は大学で用事があったので、一旦、家に帰って着替えてから、 タクシーで晩餐会だけ駆けつけたのだが、 京大の柴田さんに目ざとく見つかり、 「やぁ! あれ、でも福江くん、昼間(授賞式)いたっけ?」 「いや、昼間は大学で」 「なんや、飯だけ食いにきたんか」 と身も蓋もなく言われてしまった。 まぁ、たしかに有名人とメシにつられてきたんだけどねぇ。
宇宙科学や地球科学の関係者のテーブル。 隣は近畿大学の湯浅さんで、神戸大の松田さんや東大の寺沢さんも見える。 写真中央で肘をついているのが、件の柴田さん (もっとも柴田さんには個人的なお祝いの言葉もいただいたが)。 柴田さんの向こうには京大の小山さんだった。 ずっと前の方にもエライサンたちがたくさんいた。
雛壇。すごく遠い(笑)。 真ん中に二人立っている、左側が先端技術部門の受賞者で、 右側がパーカー教授。て言ってもわかんないよなぁ。 なんせ、ホテルの地下2階にあるプリンスホールてらいう大広間で、 1000人近く入っていた部屋の後ろの方だったもんで。
食前のパフォーマンスで、“手打ちの儀”と呼ばれるものだそうだ。 こっちは会場後方で行われたので近い。
隣の湯浅さんと、それぞれのデジカメで取りっこした。 みな考えることは同じで、ずいぶん多くの人がデジカメをもってきていたようだ。
こっちは食後のパフォーマンスで、“新 京の四季”という舞踊。
ディナータイムが終わり、パーカーさんたちが退場するところ。 うーん、あまりよく取れていないなぁ。
会場の外で、佐藤文隆さんを中心に記念写真。 右端は生命誌で有名な中村桂子さん。
この後はアフタディナーとかで、ダンスタイムがあったらしく、 珍しもの好きの柴田さんたちはそっちにも参加しに行ったが、 ぼくの方は昼間仕事をしてきて疲れていたので、さっさと帰った。 後はいったいどうなったんだろう?