連続・連携した2つの国際研究集会が、西宮と京都で開催された。 前者の西宮シンポジウムというのは、正式には、 「西宮湯川記念理論物理学シンポジウム」というそうだ。 ノーベル賞物理学者の湯川秀樹が西宮の夙川に住んでいたことから、 西宮市が主催して行っているもので、今回が第19回目になる。 理論物理学が中心なので、従来はほとんど参加したことがなかったが、 今回のテーマが、
The 19th Nishinomiya-Yukawa Memorial Symposium というもので、天文でもホットな話題ばかりなので、 はじめて参加することにした。 西宮シンポジウムは招待講演だけなのだが、 各国から第一線の研究者が集まるので、 招待講演だけではもったいないし、 若い人の発表の場も設けようということで、(と思うのだが)、 西宮シンポジウムの直後に場所を京都に移し、引き続き行われたのが、 後半の「ポスト西宮シンポジウム」である。 後半のテーマは、
Post-Nishinomiya-Yukawa Symposium で、前半とわずかに違っているところが微笑ましい。 |
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会場の夙川公民館。 市立西宮高校では、この十数年間、年に一回の割で、 理科の特別講義をしているので、阪急西宮北口まではときどき行くが、 一つ先の夙川駅には今回はじめて降り立った。 WEBから地図をゲットしたものの、 徒歩何分などという情報が書いてなくて、 タクシーかなぁと心配していたけど、 夙川公民館は駅から目と鼻の先にあった。 |
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これは系外惑星について話したUCバークレイのジェフ・マーシー(G.Marcy)。 あまり癖のない英語で、久しぶりの耳にも比較的聞き取りやすかった。 |
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惑星の影響による母星のゆらぎ。 こんな綺麗なデータがどんどん! |
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重元素が多い星では惑星系をもつものが多い、というデータ。 これもその筋では有名なんだろうけど、面白かった。 | |
質問に立ったフランク・シュー(F.Shu)。 十年ぶりぐらいに会ったけど、すっかり老けていた (ちゅうか、向こうは覚えてないよ)。 長年、アメリカに住んでいたが、いまは退官して、 台湾のTsing Hua大学の学長だそうだ。 |
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1995年に系外惑星をはじめて発見したジュネーブ天文台の
ミッシェル・マイヨール(M.Mayor)。 今回はこの人を見に行ったようなもんだ。 思ったより年配だったので少し意外だった。 フランス訛り?で英語は聞き取りにくく、 OHPを見ながら一所懸命に講演内容を追いかけた。 |
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ミッシェル・毎夜ー流(マイヨールで変換したらこうなった) のサービスショット。 | |
場所を京大基礎研に移しての、ポスト西宮シンポジウム |
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コーヒーブレイクで議論中の、
須藤大先生とマイヨール。 須藤氏は相対論的宇宙論から系外惑星へ鞍替えしたらしい。 今回のシンポジウムでも相変わらず元気いっぱいだった。 |
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マイヨールの激写(笑)近接ショット。 上の写真の直後に、一瞬、マイヨールの身が空いたとき、 撮らせてもらった。 フラッシュが眼鏡に反射しないかとか、 いろいろ気遣ってくれて、何度かポーズを取ってくれた。 写真を撮らせてもらう前に、 (ぼく自身は)降着円盤や宇宙ジェットの研究をしているが、 今回のシンポジウムはマイヨールに会いに来たんだ、 などと自己紹介したら、嬉しそうにしていた。 |
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ポスト西宮シンポジウムのバンケット(晩餐会)。 てっきり京大生協あたりでやるもんだと思っていたら、 立て替えなった時計台下の記念ホールで大々的に行われた。 基礎研所長らの挨拶の後、これは須藤先生の挨拶中かな。 司会の大役は何と、フェロ夫こと加藤Yくん。 頑張って背広に着替えてきていた。 |
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大御所ダグ・リン(D.N.C.Lin)。 バンケットもお開き間近に、挨拶をしているリン。 |
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闘魂・無敵・特攻三人組。 リンからプレゼントをもらった、 マーシー、マイヨール、パパロイゾウ。 |
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もう何が何やら。 |