日本天文学会の春季学会が東京で開催された。
今回の学会はいろいろと行事が多く忙しかった。 季節の変わり目で体調が悪い上に花粉症のピークが重なったので、 合間合間に休息を取りながら、仕事(+呑み会)をこなした。
まず初日の28日(月)は、ジュニアセッションで、
世界物理年に合わせた特別講演
「相対論が果たした役割−ぼくたちは相対論的世界に住んでいる」
を行う。 午後からの講演時間に十分間に合うように京都を発ったのだが、 講演を控えて胃腸は痛くなるし、東京の天気は雨で気分はユー鬱。 立川でJR中央線から多摩モノレールに乗り換えた途端、 先行車両のトラブルでモノレール全線がストップ。 オイオイ。途中で復旧の目処が立たないなんてアナウンスもあって、 最悪の展開を心配しつつ、これで間に合わないのは仕方ないよなぁ、 って思っていたら、幸か不幸か、30分ほどで動き出した。 学会会場の明星大学までは20分ぐらいで、講演時間の30分ほど前に、 ジュニアセッション会場のシェークスピアホールへ到着してしまう。 間に合ってしまった・・・ 2階席もある、なかなか立派なホールである。 パソコンの設定などを確認している間に、 あっと言う間に、講演時間となった。 もちろん、講演会場などを撮影する余裕は皆無。 会場を眺めたら、うちの学生もチラホラ。 手を振るヤツもいる。来るなよー、緊張するのに。 by DOZU この特別講演があるので、研究発表と合わせて、 今回の学会で、はじめてパワーポイントを使用した。 講演素材自体は、冬ぐらいからだいたい作っていて、 大学の講義でも試していたのだが、 本番はなかなか思った通りには行かないものだ。 まぁ、60点の可というところだろうか。 質問タイムはいろいろ鋭い質問も出て、 高校生の質問は90点、こちらの回答は75点ぐらいかな。 一日目はジュニアセッションだけで終わった。 そうそう余談ながら、翌日、佐藤勝彦さんと立ち話したとき、 (福江さんは)ジュニアセッションで講演したんですね、と言われて、 佐藤さんを薦めたんですけど、公開講演会に取られたみたいで、 と答えたら、いやぁ、若い人向けの話がいいですよ、 未来があって生産的ですよ、というようなことを言われた。 なるほど、そういう見方もある。ごもっともである。 |
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一日目の夜は、立川の駅前で呑み会。
学生やOB、京都の嶺重さん、ぐんまの河北夫妻ら、
大勢が3つのテーブルに入り乱れての呑み会となった。
河北さんが4月から京産大だと聞いて、びっくり!!
大学には父兄懇談会なんかないよなぁ・・
←若いモンの会話に加われずに、 一歩引いて寂しそうな背中を見せている川田クン。 |
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さわやかオネエサンとさわやか新井くんの、 さわやかカップル。 | |
ノーコメント | |
続く29日(火)は、自分や学生の発表が目白押し。 でも、東京に来てから花粉症がひどくなり、 朝起きたら、目が腫れていたので、 午前中はホテルでへばっていた。 今年は花粉症にはじめて漢方を試したら、 鼻づまりは楽になったが、目には効かない。 昼頃会場に行って、講演などを済ませた。 | |
夜は、例によって、学会の懇親会はブッチし、
学生やOBに加え、研究員の渡会くんや
4月から筑波大学に移る加藤Fクンら、
総勢8人ほどで、立川の駅前で一次会をスタート。
←学会初参加のM0西山クンと、 3度目のM1川田クン。 |
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渡会クンと加藤・F・Yクン。 加藤クンは学会まで車で通っているらしくて、 珍しく、ノンアルコールだった。 でも、ちゃんとフェロモンに引かれて、 参加しているあたりは、さすが。 | |
いつも、一つ足りなくて、一つ余計なことをする、
今春修士修了の道頭クンと、
学会初参加のM0秋月さん。
WEBのデータをほったらかしで出ていったって、 後輩から顰蹙買ってるぞ>D |
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ははは、距離が微妙。 |
2時間かそこら呑んだ後、
懇親会に出ていた西はりまの黒田さんや、
京都の嶺重さん、東京の米原さんや、
OBのアーリーらと合流して、
2次会に突入。延々と夜中まで。
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最終の30日(水)は、日本天文学会百年史編纂委員会である。 2008年に天文学会が設立百周年を迎えるので、 そのための企画の一つだ。 大変そうだが面白い企画で、第一回の会議も、 尾崎委員長のもとで、さまざまなアイデアも出て、 和気藹々と進められた。 | |
初日、雨。二日目も天気が悪く、 最終日にやっと気持ちのいい日和になった(でも花粉症はひどい)。 会場の明星大学は小高い丘の上にあって、 モノレールの駅から2つのエスカレータを乗り継いでいくが、 丘は低いしエスカレータは数も少なく短い。 ふふ!、うち(大阪教育大)の完勝だな。 |