対談4@湯郷
(2007/08/18)

とってもブレイクしている有名な作家の方と対談しに、 岡山の湯郷(ゆのごう)まで行ってきた(地名でわかる人はわかるんだろうなぁ)。

そもそも、某出版社の対談形式で本にする企画で (うーん、名前はまだ出さない方がいいかなぁ)、 春から始まっていて、一ヶ月おきくらいに、東京、岡山、京都で対談して、 今回の4回目が最終回である。 対談本の経験は数少ないので、かなり心配だったが、 今回みたいに4回も対談すると、最初のうちは緊張していたものが、 だいぶ気心も知れてきて、最後あたりは、 結構、言いたい放題に喋れるようになって、楽しめた。 相手の方が慣れていて(というより地?)、 最初から全開だったのも、とても幸いした。

湯郷の風景。
岡山からバスで2時間近くかかる、ごくふつうの田舎だ。 子供のときによく行った、祖父母の田舎みたいな感じである。 岡山県美作の有名な温泉地らしいが、 温泉苦手人間にとっては、あまりありがたみがわからなかった。 編集者の人たち3人と一緒に着いたときは37℃ぐらいの猛暑で、 みな頭がボーとしていて、荷物の置き忘れという椿事まであった (あとで、見つかったけど)。
ベリーザ湯郷。
湯郷の中心部には大きなホテルがいくつかあったが、 対談には町はずれの小綺麗なプチホテルが使われた。 もちろん温泉付きで、編集の方は朝晩に入っていたそうだ。 ぼくが部屋シャワーで済ませたというと、信じられない顔をされた。 だって、温泉、疲れるんだもの。 夜の料理は(とうてい食べきれなかったけど)とても美味しかった。
離れ。
20人ぐらいしか泊まれなさそうなプチホテルだが、 なかなか凝ったつくりの離れの部屋があって、 そこを借りて対談が行われた。 もっとも、いままでの3回で、毎回5時間ぐらい、かなり長尺の対談をしているので、 今回は少し足らない部分など、何カ所かを掘り下げる補足的な対談だった。 テープ起こしもかなり済んでいるけど、 説明不足の部分の補筆がかなり大変そうだ。 イラストラフも出ていたが、これがまた爆笑もんだった。 イラストの出来あがりが、とても楽しみである。
吉野川。
対談翌日、バス停でバスを待っている間に、湯郷を流れる吉野川をちょい見。 この日も鬼のように暑くて、夜あまり寝ていないし、溶けてしまいそうで、 あまり景色を楽しむ余裕がなかった。 仕事メインの小旅行で、新幹線の中でもノーパソ広げていたが、 でも、お土産で買った、岡山に本店がある源吉兆庵のマスカット氷菓が、 これがまた抜群に美味で、最高だった。