今年度の国際会議第5弾は、
筑波の高エネルギー研究所で開催された高エネルギー宇宙物理学関係の会議だ。
高エネルギー研究所に宇宙物理グループができたことを記念する立ち上げの国際会議で、
正式名称は、 KEK Cosmophysics Group Inaugural Conference Accelerators in the Universe - Interplay between High Energy Physics and Cosmophysics - で、3月の12日から14日まで開かれた。 筑波には何度も行ったことがあるが、トリスタン加速器のある 高エネルギー研究所にはまだ行ったことがなく、 こんな機会でもないと行くこともないので、 宇宙論などの勉強も兼ねて参加した。 またせっかくの機会なので、日にちに余裕を取って、 筑波の梅村さんたちとも議論することにした。 |
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筑波センター 筑波に到着した日は、3月初旬とは思えないほど、 抜けるような青空のポカポカした暖かい日だった。 風が強いのがかなわんなぁ、と思っていたら、 この暖かさと風が思わぬ落とし穴。 花粉症の激発である。ほんと参った。 |
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計算科学センター 議論に出かけた筑波大学計算科学センター。 改築したと聞いていたが、外観は同じような。 |
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ロビー おおおお、中は一新。 玄関内にはロビーができていた。 奥に向かって増築したらしい。 |
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高エネルギー研究所 現在の正式名称は、高エネルギー加速器研究機構だそうだ。 |
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構内 なにしろだだっ広い。むちゃくちゃ広い。だから遠い。 一番奥の方にみえるビルで国際会議があった。 |
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会議室 会議の始まる前で、まだ人もまばら。 |
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リニアック左 初日の昼時間に、ビジターオフィスで地図をもらって構内を少し散歩した。 これは構内西南方向にあるリニアック(線型加速器)だと思う。 シンクロトロン加速器の茫漠たる知識では、 ここで電子を初期加速して、リング状の加速器本体(トリスタン)へ打ち込む、 はずである。 左側の道路の果てが加速のスタート地点。 |
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リニアック右 そして右側の道路の果てが加速器リングとの接続地点。 まぁ、とにかく初期加速装置でさえ、とてつもなく長い、でっかさを実感。 |
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トリスタン眺望 会議の開かれているビルの最上階へ上って、 トリスタン加速器があるあたりを撮影した。 加速器自体は地下に埋まっているんだったかなぁ。 よく覚えていないが、いずれにせよ、全域はこのフレーム内に収まっていないはず。 |
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レセプションパーティ 初日夜のレセプションパーティ。 周辺には食べるところまったくないし、 会費も安かったので、レセプションパーティに出てみたが、 思わず、和食系の美味しい料理がいろいろ出てきて、正解。 |
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レセプションパーティ ただ、分野がかなり違うので知り合いが少なく、 もっぱら呑んで食っていたら。 |
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ビッグゲスト もっぱら呑んで食っていたら、参加者の外国人が、 「楽しんでるかい(Do you enjoy the meetingとかなんとか)」と 話しかけてきた。 「はいな、おもろいで。今回は宇宙論やガンマ線バーストを 勉強しにきたんや。」 てなことをエエカゲンな英語で答えながら、 名札をちらりとみると!! ゲゲ、<ロジャー・ブランドフォード(Roger Blandford)> とあるではないか。この業界では大物中の大物である。 「えええ! あんさん、ブランドフォードやんか。 この会議に参加した目的の一つは、あんさんに会うことや。 (これはホントである)」と言ったら、嬉しそうに破顔。 さらに「写真撮らしてんか!?」と撮らしてもらった。 また大物コレクションが一つ増えた。 |
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ブランドフォードの講演 翌日のブランドフォードの講演。 講演自体は、高エネルギー宇宙物理に関するレビュー的な内容で、 だいたい知っている話ばかりだった。 |
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バンケット 2日目夜のバンケット(正式晩餐会)。 やっぱ、乾杯の音頭はビッグゲストのブランドフォードである。 |
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バンケットの料理 バンケットらしく豪勢な料理が出たけど、肉料理のオンパレードで、 食べられるものがなかった。 上の写真に写っている、オムライスのタマゴ部分ばっかり食べていた(トホホ)。 |
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アイスワイン 唯一の救いは、アイスワインが出たことかな。 とても芳醇で濃厚なワインで、 かなり甘いのでグビグビ呑めるものではないが、 非常に美味なワインである。 |