昨年、7月22日に小笠原近海へ皆既日食クルーズに出かけて、
期待していたクルーズ病と期待していなかった日食病の両方に罹った。
日食はめったにないけど、クルーズは新聞のチラシにもよく入るので、
ときどきチェックするが、ちょっと高くて手が出ない。
そんな折、“あのステキな”ふじ丸で、1泊2日で、
皆既日食の同窓会クルーズをしないかというお誘いが、
西はりま天文台の黒田さんから届いた。
ふじ丸の方からクルーズの案内があって、
黒田さんが昨年のスタッフを中心に呼びかけているらしい。
“あのステキな”ふじ丸だし、もちろん格安だし、
この何年かは正月元旦から書類書きするぐらいの忙しさで
どっかでバカンス入れないと死にそうなだし、
即、その話に飛びついた、のが半年ぐらい前だろうか。
で、ほんと、気がついたら、当日である。
豪華客船クルーズなどという贅沢なバカンスをしてきたんだぞぅ、ふふん、 といった自慢をしたいわけじゃなく(ちょっとしたい;笑)、 今回もふじ丸(日本チャータークルーズ)がサイコーだったので、 緊急にホームページを更新することにした。 |
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停泊中のふじ丸
久しぶりの、ふじ丸である(いや、まだ2度目だけど)。 今回は神戸港は中突堤旅客ターミナルから出港。 ターミナル2階からふじ丸2階のメインエントランスへ、 飛行機に乗るときみたいにダイレクトに乗船できた。 天気もよく神戸港も夕日に映えていて、 4階プロムナードデッキからの眺めも素晴らしかった。 17時の定刻どおりに出港して、 17時15分にお懐かしい(笑) 日の出パーサーからオリエンテーションである。 |
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フルコースディナー
前回の経験から予想はしていたが、クルーズ、まじで酒池肉林である。
まずは17時45分からフルコースのディナー。
皆既日食“同窓会”のメンバーは総勢19人だったが、
前半グループの100数十人ぐらいいただろう中、
ダイニングルーム真ん中のテーブル3つを占拠して、
ものすごく気勢が上がっていた感じ。 |
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大阪のおもてなし
ふじ丸は別のグループを乗船させるため、7時半ぐらいに、 大阪天保山の寄港したのだが、その際、 「大阪市立扇町総合高校の吹奏楽部“OHGIES”」によって、 歓迎(上)とお見送り(下)の演奏パフォーマンスがあった。 写真ではわかりにくいが、いや、何とも楽しい、 大阪らしいパフォーマンスだった。
高校の名前を忘れたので戻ってから調べたらHPが見つかった |
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ウィスキーセミナー
ちょっと一休みしたと思ったら、20時からは、 ウィスキーセミナーがあるとのことで、誘われて、 ウィスキーの物語を聞きながらのティスティング。 これは予定外(^^)。 抑えてはいたものの、ウィスキーは久しぶりで、 少しずつ飲んだだけでも、6種類もあるとかなり堪えてきた。 予定を30分も超えて21時半ぐらいに終わったと思ったら、 船内夜食タイムの22時半から2次会のお知らせ。 いったんキャビンに戻って(現在)、水をがぶ飲みしてから、 2次会へ向かう。今日中に戻れるんだろうか… |
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豪華夜食!?
22時半から、え、夜食ゆうから軽食と思ったら、 これって、おかしくない? もうだいぶ食べた後だけど、このテーブルだけでなく、 後ろの方のテーブルにはラーメンやたくさんのデザートやケーキもあって、 ふつうに豪華なビュッフェである!? これは黒田さんの人徳による特別メニューらしい。 もちろんお酒も豊富に取り揃えてあった。 |
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今回のベストショット
黒田さんとNCCの社長さんと大西さん。
大西さん、別に変なコスプレが趣味ではなく、
世界天文年時のガリレオ博士の衣装を披露しているところ。
ただし、今回判明したのだが、日食クルーズのときには、
ふじ丸クルーの間ではお茶の水博士と呼ばれていたらしい。納得。
このときのタイムスタンプはほぼ真夜中。みなさん元気。。。
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朝食
さすがに軽い二日酔いで、朝食は味噌汁だけが欲しくて和食を選んだけど、 つぎつぎにおかずが運ばれてきた(洋食はビュッフェ形式)。 ぜったい無理と思ったが、ふじ丸の料理は美味しいので、 結局ほとんど食べてしまった。 |
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ローパス
もちろんイベントも盛りだくさんあったのだが、 翌朝のイベントのハイライトは、海上保安庁スタッフによる救助実演と、 哨戒ヘリコプターと巡視艇の“ご挨拶”だった。 かなり低い高度をローパスしてくれたヘリ(たぶんスーパーピューマ)は 迫力モノだった。 巡視艇は立ち位置が悪くて写真が撮れなかったのが残念。 2012年の日食、とくに日本で見られる金環日食をクルーズでみよう、 という話も出ていたが、実現するといいなぁ。お金、貯めとこ。 |