天文教育打ち合わせ@高松

高松である。 高松はほとんど初めてに近い。 高校の修学旅行で屋島とか主だったところは回ったが、 バスで連れ回されただけだし、ん十年も前のことだし。
昨年の4月からはじめた企画で、 『天文学ミニマム』のテキストが、 いよいよ完成間近になった。 『天文マニア養成マニュアル』(恒星社厚生閣)で、 8月ぐらいには出版の予定である。
全国各地の教育系大学の教員6人を核とした、 大学教員1+小中高教諭3のグループを作り、 総勢24人で一冊のテキストを書き上げるという、 なかなかチャレンジャブルな試みだった。 大学教員はみな知っている人ばかりだが、 執筆者には会ったことのない人も多いので、 この1年余の間に、打ち合わせも兼ねて、 東京や九州へは表敬訪問をしてきた。 残念なことに、時間が取れなくて四国には行けなかったのが、 今回、再校に合わせて、ようやく、四国へ行ってきた次第。
当日は、祇園祭の山鉾巡行。 この一週間、梅雨の終わりの悪天が続いたが、 山鉾巡行の日はよく晴れて、テレビ桟敷を横目でみながら、 だいたい終わった午後から四国へ向かった。
瀬戸大橋から

いまや四国は近い。 京都からたった2時間しかかからない。 でも、この快速マリンライナーは、少しサギだと思う。 きちんと指定を取ったのに、2階建て車両の1階席で (2階席はグリーンらしい)、自由席より眺めが悪い。

高松駅

翌朝に撮影したものだけど、見事なターミナル(終着駅)だ。 阪急梅田がこんな感じだが、そうどこでもあるもんじゃないだろう。 たぶんテッチャンには堪らないんだろうなぁ。

高松駅前

これも翌朝に撮影したもんだが、ここらへんは全面的に再開発されたみたいで、 駅舎も綺麗だったし、30階だてのシンボルタワーなども建っている。
とりあえず、ホテルにチェックインしてから、 高松駅前で香川大学の松村さんたちと待ち合わせて、打ち合わせに。

屋島

シンボルタワー29Fのレストランからの眺望。 東京でも大阪でも高層ビルに昇ることはときどきあるが、 都会の高層ビルだとビル街を見下ろすだけだが、 ここは海が半分見えるのがブラボー。
ここで4人ほどで、本来の目的の再校の打ち合わせをしたり、 今後の戦略を練ったり、会食をしながら打ち合わせをした。 さらに、その後は、天文教育の話をしたり、 香川大学の様子を聞いたり(やはり文科省から学部化を言われているらしい)、 いろいろ意見交換をしていたが、そのうち、 だんだん、何の話をしているのかわからなくなったり、 いつの間にか2次会に行ったり(笑)。 いやいや、この日はちゃんと記憶はあるけど。

讃岐うどん

栗林公園とか屋島とか、行ってみたくもあったが、 仕事も残っているので(超マジメ;笑)、翌朝はとんぼ返りである。 せめての、讃岐うどんだけは、きちんと食した。 さすがうどん大国で、これで小(一玉)で、 この上に、大(二玉)と特盛り(三玉)がある。 小でも麺が太くてちょっとモタレタ。