「森本さんありがとう」の会＠国立天文台
（2010/12/26）

朝イチぐらいで京都を出たが、 新幹線からは富士山も久しぶりによく見えて、 偲ぶ会だというのに、何だか楽しい感じになってくる。 天気もオヂサンが好きなんだろう。 亡くなってまで人を楽しませるのがオヂサンの技量か。

当日は、 カラッと陽気な森本さんに合わせて冬っ晴れで、 前後は寒い日が続いていたのだが、 当日は、オヂサンのように暖かい日になった。 なんだかぜんぜん湿っぽくない。

開会の１時間ほど前に着いたが、 パワポの準備をしている海部さんやマイク調整中の立松さん以外にも、 もう何人か会場に来ている人が居た。

遺影のまわりがオサケだらけである。 あまり見ない光景だろう。

時間もあったので、オヂサンの写真展示を見にいった。 ぼくも10枚ほど提供したのだが、世話人の人が 上手にアレンジしていてくれた。

参考までに元データ

13時から16時までの第１部では、オヂサンの仕事（？）の紹介だ。 オヂサンのことだから、最初っから呑んで騒いでても文句は言わないだろうが、 まぁ、そういう訳にもいかないので、 オヂサンがどんなにすごかったかの紹介パートが、 海部さんの挨拶ではじまった。

最初はオヂサンの弁によるご主人のセツさんが、 この一年ほどのオヂサンの様子を話された。

天文学の業績に関しては、まず海部さんが、 全般にわたって紹介した。

続いて、井上（允）さんが、VLBIやVSOPの話しをした。 有名な話しだが、VSOPの命名の由来も出ていた。

ちなみに、会場はこの通りに満杯である。

さらに近田さんが、相関器など、 周囲を巻き込んでやる気にさせるオヂサンの話しをした。

国立天文台を退官後は、５年ほど鹿児島大学に居たのだが、 鹿児島でのオヂサンの快刀乱麻ぶりを面高さんが面白おかしく話した。

オヂサンは鹿児島を退官後、西はりま・姫路で１３年ほど過ごしたのだが （もちろん、日本全国、飛び回りながら）、 第１部の最後は、黒田さんが、 オヂサンとの馴れ初めから西はりまの時期までの話しをした。

黒田さんの話しの最後になって、ようやく、 オヂサンの真の姿（笑）も紹介された。 みんな、知ってるんだけど、黒田さんぐらいしか言えないよなぁ。
どれもこれも懐かしい。

１０分ぐらい、オヂサンに一言、言いたい人からのコメントがあった。 いまコメントしているのは、岡村さん。

第２部の会場設営のため、小一時間ほど、 別会場２会場にわかれて、しばし懇談。 こんな感じで写真が展示してあって、 飲み物も用意してあり、趣向が凝らしてある。 ここは、オヂサンのために、イの一番にビールを空けた。

第２部の設営が済んだので、ふたたび、大セミナー室へ。 こんな感じで、オサケがずらぁ〜。 今回に限ってはホントに平服でいいと思ったが、 実際に平服の人も多かったが、 たまたまVネックが黒しかなかったので、 ほどよい（笑）感じ？

17時から19時までは、森本さんを送る懇親会だが、 まぁ、実態はオヂサンを酒の肴にした大呑み会が、 観山国立天文台台長の挨拶で始まった。

オヂサン語録の解題をしている海部さん。

立錐の余地がないとはこんな状態だろう。

夜は武蔵境に泊まり、翌日（月）はそのまま大学へ向かったが、 しっかり２日酔いだったし、さすがにハードだった。 ともあれ、翌朝の綺麗なグラデーションである。