銀河中心Sgr A*の観測的ブラックホール時空研究@東京
(2011/03/07-09)

「ブラックホール影は見えるのか?」 銀河中心Sgr A*の観測的ブラックホール時空研究(2011/03/08)PDFファイル(2.3MB)

ブラックホール活動に関する研究会が、 3月の1週目と2週目に続けて開催されて、 最初のブラックホール磁気圏は時間的に無理だったが、 つぎのブラックホール影の研究会は何とか参加してきた。
考えてみれば、1979年にLuminetがはじめてブラックホール影の理論計算をし、 1988年にわれわれがブラックホール影のカラー“写真”を撮影してから、 20数年経って、いまやブラックホール影を主題とする研究会が開催されるとは、 感無量である。今回の世話人のみなさんには大感謝だ。 実際、銀河系中心のブラックホールだけを扱った研究会で、 非常に密度が濃いものだった。

余談だが、何人もの人が、1988年のブラックホール影の論文を、 パイオニア的と引用してくれて、嬉しい一方で、 あんまり持ち上げられると、こそばゆいものがあった。

想定外の大雪

初日の朝に京都を発ったときには晴れていたが、 東京に着いてみると、思わぬ大雪状態。 時間も早かったので、とりあえずは新宿のホテルに荷物を置きに行った。

雪景色の駒場キャンパス

今回の研究会は東大駒場キャンパスであったのだが、 久しぶりの駒場キャンパスも雪景色である。 ただ、それほど寒くはないので、降るはしから溶けていって、 ちょっとベチャベチャ状態で、質が悪い。

会場

でかっ!  200人ぐらい入りそうな大講義室が会場だった。 1時から開始のところを1時間半ぐらい前には着いてしまったが、 発表パワポを直している間に、開始時間になった。
初日は主として、銀河系中心ブラックホールに関する、 さまざまな波長の観測的レビューの話題だった。 まとめて聴くと、知らない話題も多々あるし、 いろいろ整理されて勉強になる。

どうでもいい話だが、 ついに、Y加藤くんが結婚するという話を、 休み時間に聞いた。 (このHPをアップする頃には、結婚しているはず)。 Y・フェロ男・加藤は、ミドルネームが変わって、 Y・スッポン・加藤になるらしい。 また、なんと秋の終わり頃に知り合って、 数ヶ月で結婚という、スピード婚らしい。

何が悲しぅて

初日の夜は、とくに予定も入らなかったので、 所在なさげにしていた院生の斉藤くん(男)と、 渋谷で呑んだが、何が悲しぅて、男とツーショットか。

菜な

渋谷で呑むのは実は初めてで、駅ビル(渋谷マークシティ)4Fにある、 おばんざいの店に入ってみたが、 呑む相手はともかく、店的には、大当たりを引いた。 おばんざいは京都の家庭料理で、京都ではあちこちに店があるが、 それらと比べても遜色ないぐらいに、美味しいおばんざいだった。 ビールの後にワインも飲んでみたら、 白も赤(ちゃんと常温だった)も飲みやすく、お勧めである。

二日目

研究会二日目は、自分の発表がある。 枕が変わったし緊張して(ここはウソ)、 あまり眠れなかった(ここはホント)。 まじで4時過ぎには目が覚めてしまったが、 コーヒーを飲んでも頭が働かないので、 2時間ほど、ゲームしたり(笑)、ボーっとしていた。 そのうち、タイムアップになったので、 とりあえず、別件の打ち合わせに。 しかし、どうもかなりの二日酔いで、 フラフラな状態で研究会へ向かった。

二日目は理論バトル日、かな。

懇親会

駒場構内の大学会館みたいなところで懇親会があった。 ブラックホール影のパイオニアだし、年齢も上だからと、 乾杯の音頭を取らされた。 うーん、嬉しいやら悲しいやら。
ここも思わず料理が美味しくて、 (ルヴェソンベール駒場とあったから、京都の支店か?)、 いろんな人と話していると、写真を撮るのも忘れていた。 最後に出てきたデザート。 3時間ぐらい立ちっぱなしで草臥れてきたので、 まだ少し残っている人も居たが帰ることにした。