さて、嵐の七夕週間の第3弾は、大規模な合同進学説明会だった。 これも5月20日ごろに、入試課を通して話が来たもので、 1万人以上の高校生を集めて、 大規模な国公立大学・私立大学の合同進学説明会を実施するらしい。 大阪教育大学にも説明ブースを出して欲しいということで、 またその際に、ライブ講演をして欲しいというものだった。 忙しくてイベントのHPもあまりちゃんと見ていなかったが、 下記のような内容である。
今回、よく内容を見てみると、たしかに、かなり大規模なイベントだ。
大阪会場では、
全国から130校もの国公立大学・私立大学が説明ブースを出すらしい。
うちも大学側から4人ほどが出向いてブースを出すそうだ。
下記のものは、
事前の取材などで作成された、夢ナビ講義のページである。
事前の取材やメールのやり取りでは、いろいろな情報をリクエストされ、
またバラバラに仕上がりの確認などもあったけど、
なるほど、全体としてこんな感じに組み合わさったんだ。
ようやく全体像がわかってきた。
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コスモスクェア駅
インテックス大阪(国際見本市会場らしい)に行くのは初めてだし、
ライブ講演の前に大学ブースにも顔出ししようと思って、かなり早めに出た。
暑いしパンフなどの荷物もあったので、九条駅からタクろうと思っていたが、
タクシーが通らないし、雨が降ってきて少し涼やかになったので、
中央線で乗り換えて行くことに。 |
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インテックス大阪 遠望?
インテックス大阪というのは、今回はじめて知ったが、 国際見本市会場で、さまざまなイベントに使われるらしい。 屋根で繋がった6つぐらいのビルから成っていて、 今回の会場は最奥のもっとも大きい6号館Bゾーンというとこだ。 |
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大屋根
インテックス大阪ビル群全体の中央部にある大屋根。 大屋根のはるか向こうに見えるのが、6号館だと思う。 たしかに、中ふ頭からインテックス大阪の入り口までは5分程度だったが、 入り口から会場までが、たっぷり同じくらいはかかったぞ。 雨でじゃっかん気温が下がっているとはいえ、 しっかり汗をかいてしまった。 |
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講師控え室
講師の受付を済ませたら、まずは、 広い会場の入り口付近に仕切られた講師控え室に案内された。 とりあえず冷たいお茶をもらって10分ほど涼を取った。 謝礼は出ないけど、この程度のサービスはあるんだ。 |
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ライブ講義ステージ
ひと休みしてから、会場内の見学に。 まずは講義をする予定のB−3ステージを見にいくと、 2つぐらい前のライブ講義中で、こんな感じなんだ。 後、1時間ぐらいで、ここで話すことになる。 |
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大学説明ブース
多っ! 広い会場を彷徨いながら大学の説明ブースに辿り着いたら、 高校生がたくさんいて、入試課のスタッフ3人が大わらわで説明していた。 中には待ちきれずに余所にいく生徒もいたらしい。 最終的には100人ぐらいは説明を受けたんだろうか。 意欲のある学生を集める効果があればいいが。 |
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ライブ講演
30分ほど大学ブースで油を売っていたが、
そろそろ準備時間になったので、講師控え室へ戻った。
しばらくして案内を受けて、講義ステージの舞台裏へ。
講義ステージは6つのステージを六角形に組んで、
その中央に器械や進行係を集中した舞台裏を用意してある、
なかなか凝ったセットだ。 「見えない天体ブラックホールを視る!」(PDF;3.6MB) ライブ講義が終わったら、とにかく、果てしなく疲れた(笑)。 講義の後は、いちおう、質問コーナー待機というのがあって、 一組だけ質問に来てくれた。 少し後処理を済ませて、ふたたび、大学説明ブースに顔を出したら、 さすがに人は減っていた。 とにかく果てしなく疲れたので、入試課の人には悪かったが、 一足お先に帰らせてもらった。 ライブ講義で少しでも受験生をゲットできたかなぁ(;;)。 |
しかし、これだけ大がかりなイベント、どうやって採算とるんだろう。
事前準備やイベントホールその他の設備はもちろん、
当日の会場スタッフ(おそらく大部分は臨時だろうが)も、
半端じゃない人数である(数百人は居たのでは)。
さらに、高校側へも営業に行って、バスまで仕立てて動員するらしい。
数千万規模の予算が必要なはずだ。 文科省後援とあるが、後援なので予算は出さない。 最初っから、すごく不思議だったが、OBや入試課の人と話していて、 次第にカラクリがわかった。なるほど、それなら採算は十分に取れるなぁ。 いやぁ、大学側のニーズと高校側のニーズを上手に手玉に取った、 いかにも大阪的な生き馬の目を抜く商売だと思った。 |