ラストデークルーズ@@ふじ丸
(2013/05/06)

2009年の皆既日食クルーズ以来、金環日食などでも乗った、 豪華客船ふじ丸が、とうとう6月に引退する。 一週間とか数日のラストクルーズのプランはいろいろあったが、 時間も取れないし、何よりお値段も高い。 関係者の方から、昼食のみのラストデークルーズを教えてもらい、 最後の記念に乗船することにした。 ほんとは黒田武彦さんも一緒に乗ってもらう予定だったが、 体調の関係などで実現しなかったのは残念である。
神戸ポートターミナル

9時30分の出港予定まで、 ポートターミナルで待つ。 今回は満席だったそうだ。 ジェット機のエアーショーがあったので、 そっち大好きの人が8割、 ふじ丸大好きの人が2割ぐらいだったらしい。

スイートルーム

大部分の人は寝台列車みたいなベッドのあるステートルームに泊まるが、 一部の人が泊まれるのが、ちゃんとしたベッドなどのある、 スーペリアルーム、デラックスルーム、そしてスイートルームだ。 今回はサービスで一部屋ずつ開放してくれたので、 乗船後の空き時間に、まずは、モデルルーム見学へ。 ふつーのホテルでもスイートなんか泊まったことないが、 しばし、ゴージャスな感覚に浸る。

お茶席

黒田さん繋がりで、お茶席に招待いただく。 10年ぶりぐらいに抹茶をいただいたが、 昔ほど苦くは感じなかったみたい。

錨泊

いよいよ航空ショーの海域へ到着。 目印となる大型船のふじ丸を中心に、まわり中、船だらけ。 なぜか原潜(たぶん)も航行中。

ブライトリングジェットチーム

蒼穹をバックに7機編隊の航空ショー。 ブライトリングジェットチームは、その筋では有名らしい。 今回が日本で初めてのパフォーマンスとあって、 ふじ丸の乗船者の8割、周辺海域の多数の船舶など、 たった20分間のショーを見に来るらしい。
こっちはとくに主目的ではなかったが、 たしかにすごいインパクトはあった。 静止画一枚ではわからないけど、 高速でのすり抜けなど、いろんなパフォーマンスを見ていたら、 あっと言う間の20分だった。

おひる

ふじ丸は食事が美味しいことも嬉しかった。 ちょっと残念なことに、今回はメインが肉で、 海の幸の方がよかったなぁ。 ワインは白も赤も(とくに赤が)美味しくて、 昼間っから呑んでしまう。

マジックショー

今回は船内イベントもしっかり満喫することに。 午後の最初は親子連れなどとともに、 クロースアップマジックを最前列でガン見。 だいたいの仕掛けは知っていても、一つとして、 どうしても見抜けず、十分に愉しめた。

コンサート

引き続き、船上コンサートを。 こんな機会でもない限り、マジックショーやコンサートをみることなんか ないだろうなぁ。

その後、ショップなど冷やかしているうちに、 あっと言う間に、神戸港へ帰港の時間になった。 16時の帰港まで一日弱、 おそらく今年度で唯一のオフラインのオフタイムを過ごした。