科学研究費(科研費)の社会還元事業のようなもので、
日本学術振興会JSPSが実施している
「ひらめき☆ときめきサイエンス−ようこそ大学の研究室へ」という事業。
うちで実施するのも、今年がとうとう8回目になった。
今年も例年と似たようなタイトルだが、
「光と色を武器に、ブラックホール活動天体を探ろう!?」で実施した。 今年は定員20名に対して、12名の申し込みと、やや少なかったものの、 その分、手厚い対応ができた。 |
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レディ、オール
昨年から地学実験室にエアコンが入って、 昨年からは、C1-301地学実験室で実施。 前日には準備万端で、後は本番を待つばかり。 |
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開始前
参加者12人+TA9名で、十分な体制である。 |
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1限目の講義 ブラックホール活動天体
まず最初は、ブラックホール活動天体についての概論講義。 |
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2限目の実習 光とスペクトル
続いて、星のスペクトルの実習。 今年は院生や学生にも大活躍してもらった。 |
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2限目の実習 光とスペクトル
星とクェーサーのスペクトルを比べてもらう。 |
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ゲリラ豪雨
すごい音がするのでカーテンから覗いたら、 土砂降り雷雨状態。 |
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2限目の実習 光とスペクトル
スペクトルについて補足説明しているところかな。 |
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3限目の実習 天体画像解析
3限目は、マカリを使って、太陽や月面の輝度分布を描く。 |
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3限目の実習 天体画像解析
太陽面は周縁減光を起こすが、月面はそうではない。 |
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施設見学
夕食前に施設見学で、まずは研究室まわりを見てもらい。 |
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施設見学
続いて、観測室を見学してもらう。 観測室はエアコンが壊れていて、ちょっと大変だった。 |
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施設見学
天体望遠鏡は、案外とというか、予想外というか、 なかなか感動してくれるようだ。 |
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夕食
生協レストランで歓談しながら夕食を取った。 数年前からビュッフェスタイルにしており、 固定席でないので、入れ替わり立ち替わり話せる。 後のアンケートでも、現役の大学生や院生と話せたのが大変好評だった。 |
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記念撮影
研究協力係の人に合わせて、記念撮影。 |
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天体観望会
夜は天体観望会。午後にゲリラ豪雨があって心配だったけど、 なんとかかんとか土星や惑星状星雲がみえたようだ。 |
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2日目午前
2日目はマカリを使っての測光実習である。 まず測光観測について簡単な説明をしてもらう。 |
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2日目午前
引き続き、マカリで開口測光の実習練習。 |
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昼食
2日目の昼は、テッラの方でバイキング。 2日目なので、みなだいぶ打ち解けて、 いろいろ話もあちこちで盛り上がっていた。 |
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2日目午後 OJ287の光度曲線
午後はいよいよマカリのアパーチャーフォトで、 OJ287の相対測光実習である。 今年は、参加者一人にTAが一人つくぐらいなので、 一人ひとり手厚い対応ができた。 |
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議論中
一通り解析が終わり、各人の測定結果を報告してもらって光度曲線のグラフを描き、 グラフから読み取れることを発表してもらったところ。 |
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未来博士号授与式
さて最後は、重要だが些か恥ずかしい(笑)、未来博士号の授与式。 |
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全日程終了
今年も無事、全日程が終了。
父兄にサインを求められたけど、
どうも、うちの卒業生(松本先生と同窓)らしい。
今年も何人かでも、縁があるといいけどね。
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