ひらめき☆ときめきサイエンス#8@柏原キャンパス
(2015/08/06-08/07)

科学研究費(科研費)の社会還元事業のようなもので、 日本学術振興会JSPSが実施している 「ひらめき☆ときめきサイエンス−ようこそ大学の研究室へ」という事業。 うちで実施するのも、今年がとうとう8回目になった。 今年も例年と似たようなタイトルだが、 「光と色を武器に、ブラックホール活動天体を探ろう!?」で実施した。
今年は定員20名に対して、12名の申し込みと、やや少なかったものの、 その分、手厚い対応ができた。
レディ、オール

昨年から地学実験室にエアコンが入って、 昨年からは、C1-301地学実験室で実施。 前日には準備万端で、後は本番を待つばかり。

開始前

参加者12人+TA9名で、十分な体制である。

1限目の講義 ブラックホール活動天体

まず最初は、ブラックホール活動天体についての概論講義。

2限目の実習 光とスペクトル

続いて、星のスペクトルの実習。 今年は院生や学生にも大活躍してもらった。

2限目の実習 光とスペクトル

星とクェーサーのスペクトルを比べてもらう。

ゲリラ豪雨

すごい音がするのでカーテンから覗いたら、 土砂降り雷雨状態。

2限目の実習 光とスペクトル

スペクトルについて補足説明しているところかな。

3限目の実習 天体画像解析

3限目は、マカリを使って、太陽や月面の輝度分布を描く。

3限目の実習 天体画像解析

太陽面は周縁減光を起こすが、月面はそうではない。

施設見学

夕食前に施設見学で、まずは研究室まわりを見てもらい。

施設見学

続いて、観測室を見学してもらう。 観測室はエアコンが壊れていて、ちょっと大変だった。

施設見学

天体望遠鏡は、案外とというか、予想外というか、 なかなか感動してくれるようだ。

夕食

生協レストランで歓談しながら夕食を取った。 数年前からビュッフェスタイルにしており、 固定席でないので、入れ替わり立ち替わり話せる。 後のアンケートでも、現役の大学生や院生と話せたのが大変好評だった。

記念撮影

研究協力係の人に合わせて、記念撮影。

天体観望会

夜は天体観望会。午後にゲリラ豪雨があって心配だったけど、 なんとかかんとか土星や惑星状星雲がみえたようだ。

2日目午前

2日目はマカリを使っての測光実習である。 まず測光観測について簡単な説明をしてもらう。

2日目午前

引き続き、マカリで開口測光の実習練習。

昼食

2日目の昼は、テッラの方でバイキング。 2日目なので、みなだいぶ打ち解けて、 いろいろ話もあちこちで盛り上がっていた。

2日目午後 OJ287の光度曲線

午後はいよいよマカリのアパーチャーフォトで、 OJ287の相対測光実習である。 今年は、参加者一人にTAが一人つくぐらいなので、 一人ひとり手厚い対応ができた。

議論中

一通り解析が終わり、各人の測定結果を報告してもらって光度曲線のグラフを描き、 グラフから読み取れることを発表してもらったところ。

未来博士号授与式

さて最後は、重要だが些か恥ずかしい(笑)、未来博士号の授与式。

全日程終了

今年も無事、全日程が終了。 父兄にサインを求められたけど、 どうも、うちの卒業生(松本先生と同窓)らしい。 今年も何人かでも、縁があるといいけどね。
手伝ってくれたTAと国分で打ち上げ。 今年は連日の猛暑でビールが美味しいこと美味しいこと。 でもさすがに疲れもたまっていたので、 8時ぐらいまで呑んで1次会だけで解散。