2012 Total Solar Eclipse in Australia
〜皆既日食 写真館〜



11月14日、オーストラリア北部などで皆既日食がありました。
私たちはアマルーという地に出向きましたが、当日の空は分厚い雲に覆われ、皆既食の直前にはスコールに襲われました。
もう絶望的かと思われたそんな時...



旅行記 by 福江先生 

旅行記 by 松本先生


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皆既食中の太陽コロナ@
プロミネンス
皆既食中の太陽コロナA




アマルーでの観測風景です。

観測隊員 野口:$40の日食Tシャツ
会場にはたくさんの人
こんなのも用意しました
観測隊員 福江先生
こんなふうにみえます
観測隊員 川端




ここからは南天の星空を紹介します☆
(画像はクリックすると拡大されます)

みなみじゅうじ星 付近 @ (撮影者=小倉)
解説画像 (小倉)
解説
    南半球に行けばぜひ見ておきたい南十字星です。
写真は明け方近く南東の空に姿をあらわしたときに撮影したものです(11月15日)。
横たわった十字架ですが、これは天の南極を指示しています(正確ではありませんが)。
写真でいうと、ガクルックス(γ星)とアクルックス(α星)を結んで、 その長さを約5倍伸ばしたあたりに天の南極があります。
天の南極には、北極星のような星はなく、南十字星は天の南極を知る数少ない手がかりのひとつなのです。




シリウスとカノープスの共演 (撮影者=小倉)
解説画像 (小倉)
解説
    全天で最も明るく見える星はおおいぬ座のシリウス。 その見かけの等級は-1.4等で、日本では冬の空に輝きます。 そして2番目に明るい星がりゅうこつ座のカノープス(-0.6等)。 日本でも見ることは可能ですが、南の空に低く上るだけなので、条件が良くなければ見られません。 本来は白っぽい色(こいぬ座のプロキオンのような色)の星ですが、日本や中国などでは高度が低いために赤く見え、 「南極老人星」とも言われます。南極老人とは道教の神で、これはカノープスが神格化されたものです。 上記のようにめったに見られない星なので、カノープスを見ると長生きするとも言われます。 南半球ではかなり高くまでのぼり、冬の空ではシリウスとともに、全天で1,2の明るい星が共演します。



サザンポインターズ (撮影者=野口)
解説画像 (小倉)
解説
    さて、南十字星ですが、実は全天で88ある星座の中で最も小さいものです。 また後ほどお話しますが、南十字星を期待して南半球へ行くと、堂々とした"十字"と出会うことになるでしょう。 しかしそれはニセ物のいわゆる"ニセ十字"です。 1等星は含まれないものの、本物の南十字よりも大きいので、見間違える可能性が高いのです。 それでは、正真正銘の南十字星を見つける方法は?? それが、"サザンポインターズ"とも呼ばれる、ケンタウルス座の2つの1等星を使うことです。 写真は南十字星に続いて、サザンポインターズ(真ん中下あたりの2つの星)が南東の空に昇ってきたころの様子です。 下にあるのがα星の"リギル・ケンタウルス"。この星は太陽系から最も近い恒星で、約4.4光年の距離にあります。 そして上の方がβ星のハダルです。 これらふたつの星を結んで、β星(ハダル)の方へ伸ばしていくと、南十字星にたどり着きます。



魚眼で全天 (撮影者=松本先生)
解説画像 (小倉)
解説
    準備中



魚眼で全天A (撮影者=松本先生)
解説画像 (小倉)
解説
    準備中



魚眼で全天B (撮影者=松本先生)
解説画像 (小倉)
解説
    準備中





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