最近の高校生が持つ天文学や宇宙分野における興味と関心は、ますます高くなっています。その中で、大学・天文台・研究施設で活躍されている研究者の指導・協力もあり、天文学の様々な分野で生徒達のすばらしい研究が続けられています。観測を自分たちで行い、解析をし、結果をまとめるなど一連の研究活動を生徒達は体験しています。しかし、その研究成果を発表する場が、天文学分野でいえば日本天文学会ジュニアセッションくらいと少ない状況です。この発表会は高校生の研究発表の場として、また、同じ志を持つ生徒や顧問教員の交流の場として設定したものです。今回も特別講演会を実施します。たくさんの生徒さんの参加をお待ちしています。
今年は対面発表とオンライン発表のハイブリッドで高校生天文活動発表会を実施します。
日時:2024年7月15日(月・海の日)午前10時から午後5時(予定)
場所:大阪教育大学天王寺キャンパス 西館1階ホール 他
(案内図)
〒543-0054 大阪市天王寺区南河堀町4-88
JR天王寺駅、地下鉄天王寺駅、近鉄大阪阿部野橋駅下車、徒歩約10分
JR寺田町駅下車、徒歩5分
方法:会場での対面発表とZoomによるオンライン発表を併用したハイブリッド形式
(感染症の状況等によっては完全オンラインとなることがあります)
内容:高校生の天文関連活動、研究成果の発表と交流
参加対象:高校生と顧問教員、指導者、保護者
※発表をする生徒・教員・保護者以外の参加も大歓迎です
定員:先着順で対面は160名、オンラインは300接続まで
参加費:無料
○発表について:口頭発表(質疑込みで12分)またはショート発表(3分)
対面で参加する学校は希望すればポスター発表も出来ます。
口頭発表は先着順10件まで、ショート発表は6件まで。
なお、発表する学校・聴講のみの学校とも学校紹介をお願いいたします。
○特別講演「太古の太陽のスーパーフレアと生命誕生の謎」
講師:行方宏介 氏(京都大学白眉センター)
講演要旨:最近の研究で、太古の太陽では「スーパーフレア」という巨大爆発が発生していたことがわかってきました。その時期、地球では大気が形成され、生命が誕生し始めていたと考えられています。スーパーフレアからは粒子やX線・紫外線が放出され、生命誕生に影響を与えた可能性があります。そこで私たちは、若い頃の太陽に似た恒星を調査し、太古の太陽の姿と地球への影響を解明しようとしています。この講演では、これらの研究の最新成果をご紹介します。
主催:高校生天文活動発表会実行委員会
共催:大阪教育大学
代表:西村昌能(京都教育大学 非常勤講師)
実行委員:成田 直(川西市立多田小学校)、有本淳一(京都市立京都工学院高校)、時政典孝(佐用町)、山田隆文(奈良県立青翔高校)、松浦美波(大阪狭山市立北小学校)、松本基希(大阪府教育センター附属高校)、定金晃三、福江 純(元 大阪教育大学)、松本 桂(大阪教育大学)
後援:日本天文学会、日本天文教育普及研究会
ホームページ:https://quasar.cc.osaka-kyoiku.ac.jp/tenmon-hs/
問い合わせ先:tenmon-hs14@quasar.cc.osaka-kyoiku.ac.jp
○申込方法:下記を申込先まで電子メールでお知らせください。
○申込先:高校生天文活動発表会実行委員会(tenmon-hs14@quasar.cc.osaka-kyoiku.ac.jp)
○申込締め切り:7月8日(月)または定員になり次第
ご提供いただいた個人情報はこの研究会の運営以外には利用いたしません。
1:件名に「【天文高校生】」とお書きください。 2:学校名および部活動名 3:指導者または保護者氏名 4:連絡先電話番号 5:連絡先電子メールアドレス(なるべくPC) 6:参加全生徒氏名(学年) 7:発表の有無 対面かオンラインか 12分発表か、ショート発表か (複数の場合はコピーしてください。) 発表タイトル( ) 発表者( ) 8:Zoomに接続するPC等の台数( ) 9:予稿(A4紙1枚、ワード形式)。提出は7月5日までにお願いします。 予稿は事前にネット上で公開しますので、支障がある生徒名は配慮をお願いします。 予稿集は発行しませんので、プリントしてご利用下さい。 10:発表時の画像や記念写真を本会HPや「天文教育」に掲載することがあります。 顔が表に出ることが困る場合はお申し出ください。