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96/08/00開設◇ 01/02/03節分更新◇ 01/03/03雛祭り更新◇ 01/03/23卒業更新◇ 01/06/18梅雨更新◇ 01/08/08蝉時雨更新◇ 01/08/29ロケットの夏更新（忘）◇ 01/10/10学会更新◇ 01/12/09クリスマス更新◇

サクっと知りたい人は

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トピックス／Topic

[12/09] はじめてのVB：３色合成プログラム
[12/13] 「ブラックホールは怖くない」（『科学技術とSF』＠筑波大学）
リンク→ 総合科目『科学技術とSF』ＨＰ（星野　力研究室＠筑波大学）
[12/27] 宇宙ジェットのショートレビュー（理論天文学懇談会シンポジウム＠京都大学基礎物理学研究所）
[12/29] 世紀末　年忘れ　パエリアパーティ＠京都
[01/27] サイエンスパーティ＠尼崎
[02/11] 第２回先事館シンポジウム＠大阪市立科学館＆宇宙作家クラブ合同懇親会
[02/12] 卒論修論発表会＠大学
[02/16] 嶺重　慎氏昇任祝コンパ＠祇園（中山薫二大いに語る）
[2000] ｢自然科学概論｣報告
[02/16] 近畿地学教育研究会＠キャンパスプラザ京都
[03/17] 表彰状
[05/16] 天王寺キャンパス望遠鏡（飲み会の後なので、まっかっか）
[05/19] スペ博ミーティング１＠鴨方かんぽの宿（メイキング・オブ・『宇宙スペクトル博物館』可視光編）
[05/30] 銀林堂書店が店仕舞い！ 20年来利用していた近所の本屋が5月末をもって店をたたむことになった．少し北の大型書店に客が流れてしまったらしい．でも大型書店ができたのは何年も前のことだし，結局は最近の学生が本を読まなくなったことが遠因なんだろう．京大近辺という土地柄もあってか，知的好奇心を満足させる良質の本を置いていたのだけど，すっごく残念だ．この銀林堂書店の存在が，引越しのときに考慮した環境条件の一つだったのにぃ．
[06/29] スペ博ミーティング２＠大阪市立科学館（メイキング・オブ・『宇宙スペクトル博物館』可視光編）
[07/13] 三鷹光器取材（メイキング・オブ・『宇宙スペクトル博物館』）
[07/30] スペ博ミーティング３＠京都門（メイキング・オブ・『宇宙スペクトル博物館』可視光編）
[08/29]午後４時ジャスト，種子島宇宙センターから打ち上げられた H2Aロケットが無事軌道に乗って打ち上げが成功した．こんなにドキドキしながらロケットの打ち上げを見ていたのは，スペースシャトル以来だろう． NHKニュースは10分ほどしか続かなかったので，宇宙作家クラブのHPへ行って現地の実況中継を追っていた．ブラッドベリの｢ロケットの夏｣を思い出してしまった．もっとも，あっちは冬の話だから，さしずめ，ロケットの大夏とでも言うべきか．
[9/17]『宇宙スペクトル博物館＜可視光編＞天空からの虹色の便り』制作大詰め．最後の素材として，身のまわりの世界で唯一残していた電飾を撮影しに行く．もちろんそこはベタな大阪で締めくくることにしたが．
[10/04-06] 日本天文学会秋季年会＠姫路
[近刊] 『宇宙スペクトル博物館＜可視光編＞天空からの虹色の便り』
[11/03-04] ジオ・カーニバル開催＠大阪市立科学館
[11/16-17] ちはや星と自然のミュージアム見学＆もろもろ慰労会＠金剛山＆蕨

－今後の目標－
【人生の達人 ^{master of life}をめざそう】

横顔	研究	教育	普及	経歴

趣味／Hobby

マンガ／アニメ★
アトムで育った筋金入りのマンガ／アニメ好き．アニメのマイベスト３を挙げれば，『うる星やつら』『機動戦士ガンダム』『風の谷のナウシカ』『トップをねらえ！』だ．（4つあるって？　3つに絞れなかったんだから，しゃーないやんけ）

最近面白かったもの：

和田慎二『超少女明日香（聖痕編）』★ ちょうど大学の４回生で卒論や大学院入試で忙しかった頃，大学の学生部屋には，なぜか，創刊されたばかりの『花とゆめ』や『別冊マーガレット』があった．和田慎二の『スケバン刑事』と『超少女明日香』は，そんな時代から続いている数少ない愛読書である（ちゅうても，『スケバン刑事』は終わっちゃったけど）．だから復活した『超少女明日香』を見つけて感涙にむせぶのも仕方あるまいて．（ふひふひ）
でも，読むのがもったいなくて，まだ机の脇に積んである．
士郎正宗『攻殻機動隊２』★ おおぅ！　草薙素子にまた会えた．何年か前にはじめて『攻殻機動隊』を読んだときの衝撃は忘れられない．ストーリー，絵，そしてとくに内容の濃さ，どれもすごかった．アニメはもちろんよかったし，ゲームも綺麗だった．いやぁ，あの草薙素子に再会できるとは思わなかったから，近くの本屋で見つけたときはビックリ仰天したもんだ．士郎正宗の世界は，人によって好き嫌いが分かれるというような感じではないが（絵的に嫌いだという人は少ないと思うが），ハマる人はとことんハマってしまい，どっぷり浸かってしまうような世界だと思う．
佐藤史生『打天楽（ワン・ゼロ番外編）』★ コンピュータコミックの佳作．初出はかなり古いと思うが，文庫サイズの本編『ワン・ゼロ（全３巻）』が5年ほど前に出て，そのときに読後感がなかなかよかったもの．その番外編『打天楽』があるというので，当時，一所懸命探したけど，手に入らなかったのが，夏前にやっと文庫サイズで出版された．きょうびの出版事情では，長年探していて見つからなかった本が，ひょこっと見つかった日には，なんかすごく得した気になる．
永久保貴一『新・カルラ舞う！』★ オカルトものだが，綿密に取材がしてあるし，絵は綺麗だし，ストーリーも練ってあって，近年のオカルトものでは一押しだと思う．以前，シリーズとして出ていたのだが，掲載誌の変更か休刊かでいったん途切れていたのが，数年前から新シリーズで帰ってきた．昨日買った８巻を見ると，新しい話に入ったようだ．
ヘッドギア『機動警察パトレイバー』★ いまさらではあるが，パトレイバーはいい．コミック版は読んでいたが，アニメ版はビデオのほんの一部しか見ていなかったので，最近出たDVDシリーズを見ると，いやぁ，いい．
石渡　治『パスポート・ブルー』★ つい先ごろ，12巻（完結編）が出た． SF系のコミックは割とチェックしているので，この『パスポート･ブルー』も第１巻から買っていたが，最初は“あれぇ，この作者って，こんな毛色の作風とは違ったよなぁ？”と，ちょっと先行き半信半疑だった．だけど，なかなかサイエンスなどもしっかり考証しているようだし（いずれSFしてやろう），何よりも，ここまで“真っ直ぐ”に話を進めてもらえると，こりゃまぁ感動するしかない状態だ．実際，最後の４，５巻ほどは，今回完結編が出てからまとめて読んだんだけど，途中で止められなくなって，明け方まで，ときおり涙目で読んでしまった．最後もきちんと収めるところへ収めてくれたし，宇宙人と出会ったときにどういう人間でありたいかというとこなど，明確なメッセージも入っているし，こうやって完結編が出てみると，少年マンガの王道を行くような作品に仕上がっていたと思う．おそらく，多くの大人が忘れてしまった，心の中の＜青いパスポート＞を思い出すためだけでも，このコミックを読む価値はあるだろう．

ＳＦ★
小学校の高学年から読み始めたＳＦも大好き．ＳＦのマイベスト３は，アシモフ『ファウンデーションシリーズ』，小松左京『果しなき流れの果に』，光瀬龍『百億の昼と千億の夜』かな，とりあえずは．

最近面白かったＳＦ：

オーソン・スコット・カード『エンダーズ・シャドウ（上下）』（ハヤカワ）★ 『エンダ-のゲーム』の姉妹編というか，同じ話を別の人間から眺めた物語．著者自身の言葉を借りると“視差小説”．西洋ではあまりないようだが，日本では，もちろん知るひとぞ知る手法である．高千穂遥氏が，＜クラッシャー・ジョー＞と＜ダーティ・ペア＞で使った手法だ．読者は話の流れをすでに知っているので，ある意味リスキーな方法だが，さすがにカードだ．ぐいぐいと読ませてくれて，下巻を読み始めたときや止められずに，結局，徹夜になってしまった．
話は違うが，最近はSFの新雑誌『SFJapan』とか新文庫＜ハルキ文庫＞とか出てきて，SFにも少し春の風が吹いてきたようだ．
田中芳樹『銀河英雄伝説』★ 何でいまごろ（笑）てな感じだが；これ，ビデオでみて，そこそこ面白そうとは思っていたが，あまりSFっぽくないSFだし，新書版で高いし，まいっかと手を出さずにいた．したら，一年ぐらい前に古本屋で１冊百円で叩き売りしてるのを見つけて，即買い．この正月にやっと読み始めたら，いやいや予想以上に面白い．正月はべったり銀英伝に漬かってしまった．最近，文庫でも出ているので，お勧めしたい．
でも，ここしばらく読むヒマがなくて，溜まりに溜まっていたSFを，元旦から３週間ほどで３０冊以上片付けたが，こーなると，ほとんど消化試合である．
クラーク＆バクスター『過ぎ去りし日々の光』★ いやぁ，ワームカムのアイデアといい，人類社会に及ぼす影響といい，壮大なビジョン＋ぐちゃぐちゃしたところは，とっても彼ららしい作品だ．ただ，時間が経ってみると，結末を憶えていないんだよなぁ．印象がイマイチ薄かったのか，たんに物覚えが悪くなったのか(^^;
林　譲治『侵略者の平和』★ ファーストコンタクトものだが，シミュレーション小説も手がけているだけに，なかなかリアルな筆致だ．例によって，完結編まで3冊出揃うのを待ってから読んだけど，一気に読んでしまった．この那國とエキドナ文明のシリーズ，まだ続いて欲しいな．今回の完結編の後の話だとか，12000年前の時代の話だとか．期待して待っておこう．
ロバート・Ｊ・ソウヤー『フラッシュフォワード』★ うーん，むずかしい，面白かったのは面白かったんだけど．並の作家のSFならアイデアもプロットも標準以上の出来だと思うが，ソウヤーだからなぁ，少し期待しすぎたんかな．主人公の科学者（年上の方）がステロタイプで頭固すぎてあまり感情移入できなかったのと，前半の細かさに比べて最後の方が少し尻すぼみだよなぁ．せっかくの面白いアイデアが，完全に活かしきれていない気がしたのはぼくだけだろうか？
オースン・スコット・カード『エンダーの子どもたち』★ 迷著『アンドロイドの作り方』（大和書房）でも取り上げた，『ゼノサイド』の直接の続編で，エンダーシリーズの完結編．ゼノサイドの内容はかなり忘却の彼方だったが，１ページ読むごとに，ゼノサイドのインパクトが蘇ってきた．キリスト教的香りを取り除いてみれば，このシリーズは徹頭徹尾＜相互理解＞の物語だったのだった．
恩田陸『光の帝国　常野物語』（集英社文庫）★ 超常能力をもつ常野（とこの）一族をめぐる，不思議な，とても不思議な連作短編集だ．ゼナ・ヘンダースンの＜ピープル＞シリーズとか萩尾望都の＜ポーの一族＞を髣髴とさせるなぁと思いつつ読んでいたら，まさに作者自身が＜ピープル＞シリーズを意識して書いたとあとがきで言明していた．作者の意図は十二分に成功しているぞ！　サイエンスバリバリのSFももちろん大スキではあるが，一方で，このタイプのSFは，本当に心の琴線に触れてしまうので，後々まで強く心に残る．不覚にも電車の中で何度も涙ぐんでしまった（笑）．常野一族の物語，今後とも，是非とも書き続けて欲しい．
宮部みゆき『龍は眠る』『鳩笛草』『クロスファイア』『かまいたち』★ ふと手にした『クロスファイア』の解説を読んで，あれ，これSFじゃん，と気づいたのが数ヶ月前だった．そのときは買わなかったが，5月になってから，宮部みゆきのSFがらみの作品はほぼ全部を買って一気に読んだ …というか，一気に読まされてしまった．異能者（超能力者）ゆえの悩みや差別は，ほとんどすべてのパターンが語り尽くされたかと思っていたが，そっか，こういう切り口が残っていたのか！なかなか新鮮だった．装填された銃か・・・ SF以外のもの（たとえば『火車』とか）も数冊読んだが，それぞれに読み応えがあった．
ダンヴァーズ『エンド・オブ・デイズ』『天界を翔ける夢』★ この数年は，バイオSFとサイバーSFの大洪水で，少し食傷気味だったのだが，なるほどこーゆう切り型もあったのか的な作品．実はこの連作も，最初の『エンド･オブ･デイズ』のときは食指が動かなかったのが，続編の『天界を翔ける夢』を手にしてしまって，あれ，最初の読んでないぞ，と前作を探し回った．サイバースペース／ヴァーチャルリアリティものでは，ラブストーリーや生と死をきちんと扱った，なかなかの佳作だと思う．
福井晴敏『Twelve Y.O.』★ ジャンル的にはポリティカル＆ミリタリーSFになるのかなぁ．メインヒロインは，“綾波レイ”と“アイン”を足して２で割ったようなキャラで，どっかで見た感じが否めないし，説明的文も少し多いんだけど…．ストーリーが骨太というか，うーんここまでやるかって感じで，ひどく印象的な読後感を残した．

天文学
これは，もともと好きだったものが，ＳＦやＳＦアニメと相互作用し，趣味が高じて実益を兼ねてしまったもの．

的川泰宣『宇宙に取り憑かれた男たち』（講談社＋α新書）★ 天文分野の本を紹介するのは滅多にない．というのも，この歳になると啓蒙書レベルの内容は大体知っているので，天文の本を読んでインパクトを受けることが少なくなってきたためだ（少し寂しい）．でも，この本は，久々によかった．タイトルに恥じない内容で感動モンだった．うーん，やっぱ，宇宙開発の本がもっともっと欲しいなぁ．

オサケ★
お酒（とカラオケ）は嗜む程度．ほんとに． …でも，たまに記憶が跳んでたりしてて，あれは結構コワイ．
　ビールはキリンの生，日本酒はキンと冷やした吟醸，ワインもキンと冷やした白，焼酎は＜神の河（かんのこ）＞のロック，カクテルはウォッカベースやカルーアミルクが割と好き．

ミュージック★
アニメソングを聴いて育ちフォークの洗礼を受けた世代．現在でも，ニューミュージック系統や良質のアニメソングを好む．

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