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トピックス／Topic

• [07/22] 2009年 皆既日食 観測ツァー＠小笠原諸島南方 硫黄島近海 皆既日食中心帯 北緯25度18分 東経142度1分 ふじ丸船上
• [11/14] 2012年 皆既日食 観測ツァー＠オーストラリア ケアンズ
• [12/29]忘年会パーティ＃１９＠京都
• [01/05]高橋くん一家ご来訪
• [01/31]ちょっと早い節分パーティ
• [02/**]ふくちゃん
• [02/06]修論・卒論発表会
• [02/14]『「超」入門　相対性理論』
• [03/14]日本天文学会＠法政大学
• [03/20]理科関係教員懇談会
• [03/23]追いコン＠なんば
• [03/25]卒業式＠中之島
• [03/30]日本天文学会天文教育普及賞贈呈＠網干市黒田さん宅
• [04/**]ふくちゃん
• [04/01]大学桜；高架のところ 大学桜；事務棟前 大学桜；遅咲きの八重桜
  今年は諸般の都合で疎水沿いなど京都の花見はできなかったので、 主に大学のサクラで花を愛でた。
• ４月１０日　ブラックホールシャドー発見の記者会見
• [05/10]地学新歓＠なんば
• [05/29]超巨大ブラックホール研究会＠京都大学
• H [06/08]姫路高校講演「ブラックホール活動天体」
• H [06/09]合同進学説明会＃１２＠大阪市立科学館
• H [07/15]天文高校生＃０９＠天王寺キャンパス
• H [07/24]夢ナビ＠インテックス大阪
• [07/29]宇宙ジェット研究会＠京大
• J [08/04]教養講座＠堺市立中図書館
• [08/09]教職大学院リフレクションミーティング
• J [08/10]銀フェス＠京都ゼスト
• [08/20]コンパクト天体夏の学校＠福山
• [08/26]研究室ゼミ合宿＠西はりま天文台
• [08/31]問題選定会議＠某所
• [09/**]ふくちゃん
• [09/11]日本天文学会＠熊本大学
• [09/28]宇宙会＠北部キャンパス
• H [10/10]益田高校SSH関西実習「相対論入門＋ブラックホール活動天体」＠柏原
• [11/**]ふくちゃん
• H [11/06]地学教員研修＠香川中央高校
• [11/09]国際教員研修NASE＠天王寺
• [11/24]天文教育普及研究会近畿支部会＠大阪市立科学館
• [12/28]忘年会パーティgnf＃２０＠京都

−今後の目標− 【人生の達人 master of lifeをめざそう】

横顔	研究	教育	普及	経歴

• 『科学の読み書き力』講義ノート 第３版（2018年）（PDF file, 4.38MB）

趣味／Hobby

最近面白かったもの：

• 羽海野チカ『３月のライオン』（待望の第１４巻）★ 久しぶりのライオンが出た。 『ほっかほか』や『それ町』が終了して、 『よつばと』もめったに出ないから、 久々の癒し系コミックとなる。 そして今回も予想を裏切らず、予想斜め上の展開！　 そうですか、そうきますか、“零ちゃんとおねぃちゃん、お似合い”ですか。 これは何とも、爆笑してしまった。 さらにさらに、職団戦の対戦チーム、何だか見たことあるような、 藤原デザイン事務所、何だか聞いたことあるような！？　 何と、ハチクロの豪華メンバー総出演。 野宮×あゆみ、真山×理花、花本先生×はぐみ、 日本のどっかを回っているはずの竹本クン以外の メインキャストのその後を上手に描きながらの神回だったかも。
  はぁ、でもあかんわ、この麻薬マンガ。 林田先生と島田八段とあかりさんの関係を思い出すために、 また１２巻から読み返す羽目になった。
• 手塚治虫『０マン』（全２巻）★ 『手塚治虫全史』を読んで、久しぶりに手塚コミックが読みたくなった。 長編SFだと、やっぱり『０マン』か『W3』かと思い、 雑誌版の『０マン』を保存箱から出してみたものの、 ４０年以上も前のもので、紙質も悪く、インクが裏側に透けて読みにくい。 しょうがなく、文庫版を買い直して読んだけど、当然の一気読み！　 場面が予想以上にあちこち飛び跳ねているものの、 本筋は骨太のSFストーリーで、いまでも十分に通用するわ。 思わず何時間か浸ってしまって、勉強が進まなかったのは仕方ないかな。
• 聖悠紀『超人ロック ART WORKS』★ 超人ロックの50周年記念画集である。 一年近く前の2018年春にゲットしていたのだが、なかなかもったいなくて、 一年遅れの2018年２月にようやく開いた（笑）。 ごく初期を除いて、ほとんどリアルタイムでのおっかけである。 作者も昨年2018年に大病したみたいだし、 手塚治虫の『火の鳥』だとか、石の森章太郎の『００９』だとか、 和田慎二の『超少女明日香』みたいに、続編大丈夫かがとても心配だけど、 頑張って欲しいな超人だし、ロック！
• Movie『東のエデン The Definitive Collection』★ 2009年放映のアニメで、いずれ観なければと思って、 たぶん逆輸入版が激安だったのを、 おそらく４，５年前に買っていたもの。 で、ようやく見始めたが、以前にあらすじを読んだときも思ったけど、 今回、Wikiで概要を見ながら観ても、やっぱり背景や動機がわかりにくい。 キャラデザが羽海野チカでなかったら、おそらく手を出していなかったなぁ。 最後まで観たら、よくわかるんかしら。。。…
  数話だけでは全然わからんかったけど、半分ぐらい観ると多少はわかってきて、 後半は一気観。相変わらずプロットは複雑で、わかんないとこも多いけど、 でも、なんだ、とても面白かったんですが（笑）。 ところで、滝沢クンって、ハチクロの森田とキャラかぶってる感じで、 手塚治虫のスターシステムっぽかった。 って、Wikiよく観たら、まんまやった。
  TV版でも一応はエンディングになっているけど、 Wikiを参考に劇場版I&IIまで観て、 Juiz本体や亜東四姉妹、そして亜東本人まで出てきて、 まぁ、それなりにまとまった感じかな。 ストーリーはやはり綻びや破綻があちこちにあるけど、 森田こと滝沢クンやヒロインの森美咲らの羽海野キャラが、 それぞれにキャラ立ちしていて楽しめたように思う。 何より、いろいろなJuizキャラがステキだった。
• 聖悠紀『超人ロック 鏡の檻』全３巻→４巻まで★ １巻目が2017年発売で３巻目も2018年５月だから１年前には出たので、 だいぶ寝かせておいたことになる。 作者の体調も心配だし、もったいなくて読めなかったわけだが、 『ガイアの牙』も２巻目まで出たし、どこにも行かない１０連休のご褒美で、 読むことに決定；；加藤先生のコメント出しが多くて、 英語のテキストが捗らない気分転換だったりするけど（笑）。
  ん、『鏡の檻』、なんだか超能力に関する総括っぽい雰囲気。 えっ”、最近のパターンで３巻で完結だと思いこんで読み始めたのに、 終わってないじゃん。やたらめったら同時進行してる最中だし。がーん
  がっくりきてたころ、４巻目が出てすぐ読んだが、まだ終わってないし。
• 有間しのぶ『その女、ジルバ』全５巻★ ぜんぜん知らなかったが、手塚治虫マンガ大賞を受賞したというので、 読むことに。 でも、最初は丸善で探して見つからず、Amazonでもなくて、 あれぇ入手できないと思っていたら、ゼストのふたば書房でゲット。 ふたば書房エライ（笑）。 読み始めは、割とよくあるアラフォーOLものコメディ系かと思っていたが、 実際は、戦前のブラジル移民から戦中戦後そしてフクシマまでてんこ盛りの、 かなり重めの内容だった。でも、そんな中、 壮絶ながら燦然と輝いていたママジルバたちの生き様が爽快で、 読中読後感は悪くない、やっぱ人生は愉しまないと。
• 石森章太郎『リュウの道』文庫版全５巻★ 最近たまに昔のマンガが読みたくなって、『リュウの道』を探したが… 実家を処分した際に大部分のマンガは処分した中で、 これはサルベージしたはずなのに、どうしても見つからない。 仕方ないので『０マン』同様、文庫中古でゲット。 いやぁ、何十年ぶりかに読むと、さすがに細かい内容はみな忘れていて、 とても新鮮で面白かった。 石森章太郎といえば『サイボーグ００９』だが、 『リュウの道』もかなりの名作だと思う。 哲学性という面では、 手塚治虫の『鉄腕アトム』に対する『火の鳥』の立ち位置かな。
• 石森章太郎『幻魔大戦』文庫版全１巻★ つづいては、未完の原作平井和正の『幻魔大戦』も再読。 もっともこちらは、リメイクというか続編の 『幻魔大戦rebirth』が１０巻近くなったので、 オリジナルを復習するためだ。
• 石森章太郎原作『幻魔大戦rebirth』９巻まで★ 最初の数巻を読んだままだったのを最新刊まで読んだけど、 うーーん、最初の数巻はそこそこ面白かったのが、 石森章太郎のキャラ総出演方向になったためか、 話が拡がりすぎて内容が拡散して、話がどこに行くのか、 わかんなくなってきた感じがやや残念。 もっとも９巻あたりで少し収束してきた感じはあるので、 先行きを見守ろう。
• 筒井大志『ぼくたちは勉強ができない』１２巻まで★ 知り合いに勧められて読み始めたが、 いやなかなかに久方ぶりに面白いラブコメだと思う。 最初とりあえず３巻ほど買って、数日後にまた３巻ほど買って、 また数日後に、最後の６巻を買いましたとさ。 「文学の森の眠り姫」と呼ばれる文系の超天才なのに 理系の最先端の天文学を志望する古橋文乃、 「機械仕掛けの親指姫」と呼ばれる理系の超天才なのに 心理ゲームに勝ちたくて心理学を志望する緒方理珠、 「白銀の漆黒人魚姫」と呼ばれるスーパーウーマンだが 推薦入試に英語が必要となった武元うるか、 「氷の女王」世界史担当の先生で プライベートがダメダメな桐須真冬、 「小妖精メイドあしゅみぃ」と名乗るOG小美浪あすみ、 などなど、ヒロインそれぞれに、よくキャラが立っていて、 それぞれにファンが居そうな感じだ。
• 郷本『ねこだまり』２巻まで★ この数年、猫本（犬本）が山ほど出ていて、 ときどき手に取るのだが、これもそう。 何てことはない内容だけど、うん、あるある、で読んでしまう。
• 空知英秋『銀魂』全７７巻★ いやぁ、ようやく完結した銀ちゃん。 数年前にそろそろ完結しそうで大人買いしたが、 それからが予想外に長かった銀時・新八・神楽たち万事屋銀ちゃん。 ま、こーいうバカマンガもたまにはいいだろう。
• 九井諒子『ダンジョン飯』８巻★ 最初のうちは、モンスターグルメって感じで、ふんふんと読んでたが、 それなりにストーリーも深みが増してきて、 キャラのバックグラウンドも語られてくると、 いや、なかなか面白くなってきたじゃないの。 スローステップだったけど、先行きが楽しみになってきた。
• 岩原裕二『ディメンションW』全１６巻★ ついに完結、近未来アクションDW。 最初のあたりは読むの３度目ぐらいだけど、 うーん、これ、捨てられないかも。
  なかなかのクライマックスだったイースター島は終わったが、 黒幕の黒幕も出てきたみたいで、これからが佳境かな。 ミラの謎は？　 これ、いま書いている記事にも影響しそうだ。
  この手の話の常だが、だんだん風呂敷が大きくなって大変。 ははは、最後は愛の力が勝ったか。ま、いいでしょう。
• anime『ロードス島戦記』★ もう何年か前にゲットしていたのだが、 和製ファンタジーの傑作というか古典のアニメ化。 アニメは実時間がかかるので、なかなか見るチャンスがなかったのを、 夏休みの最後にようやく観覧。 パーンやディードリットがカラーで動き回るのは嬉しいが、 これはファンのためのアニメだなぁ。 おそらく原作を読んでいないと何が何やらだろう。 ぼく自身も原作あらかた忘れていて、少し戸惑ったし。 続編も出ているらしいし、また全部を通読するかなぁ。
• anime『THE ORIGIN 前夜 赤い彗星』★ 最初はOVA全６巻で出たようだが、TV用に編集された全１３話が、 2019年の４月から８月にかけて放映された。 何十年ぶりかにTVアニメを全話録画して、１０月に入ってようやく観たが、 もちろん原作コミックはだいぶ前に読んでいたものの、 よく再現されていて、何よりも最近のアニメらしく絵が凄く綺麗で驚いた。 しかし、ランバ・ラル、やっぱ、いい男だねぇ。 またシャアことキャスバルくんは、あとあとまで尾を引くわけだが、 幼少期の体験で重度のマザコンになったこともよくわかる。 原作コミックでも思ったけど、本編の前夜として、 非常に丁寧に描かれた出色の作品だと思う。
• 萩尾望都『ポーの一族　ユニコーン』★ いちおう全５巻で綺麗に閉じていた物語だが、 『春の夢』に引き続き『ユニコーン』までくると、 ポーの一族の歴史がだんだんつまびらかになってきて、 なかなか上手に盛り上げてくれてますね。 もっともっと続きが読みたくなってきたぞ。
• 椎名高志『絶対可憐チルドレン』〜５５巻★ ええと、ブラックファントムを退けて悠里を助け出して、 とりあえず未来が白紙になって一段落した、 中学生編の終わりあたりから、ずっと積んだままになっていたけど、 気づいたら、５年分が貯まっていた。 さすがに高校生編を読み始めたが、あれ、 負けたギリアムが盛り返してるが、そんな立ち位置だったっけ、 なんだか釈然としないけど、どーなるのかな。
• 聖　悠紀『超人ロック 鏡の檻』全５巻★ 2017年の１巻目以来、ようやく５巻で完結。 ５月に４巻が出たときに１巻から読み直したけど、 また全部忘れていて、１巻から読み直した。 いや確かに鏡の檻自体は完結したけど、 ラフノール、まだまだ先があるじゃん。 絶対、最後まで描いてね！
• 吉田秋生『海街daiary』全９巻★ 書評誌でたまたま知ったけど、 SFじゃなくて、日常のほのぼの系コミックになると思うが、 なかなか読ませてくれて、ほとんど一気読みしてしまった。 うん、これはいいマンガだ。
• 手塚治虫×ゆうきまさみ×カサハラテツロー『アトム・ザ・ビギニング』１１巻★ 待望の１１巻。 （たぶん）鉄腕アトムがタイムトラベルして分岐したパラレルユニバースだと思うが、 少し違ったアトムA106やウランちゃんことユウランA107も出てきて、 話が進むほどに面白くなり、同時に先行きが見えなくなってきた。
• 石黒正数『天国大魔境』１から３巻まで★ １巻が出たとき、ちらっとみて、全然話がわかんないから、 ３巻まで待って読んだけど、２巻も謎がさらに深まる。 ヒルコとは、赤ちゃんとは、３巻まで進んでも、全然わかんないよお。

最近面白かったＳＦ：

• アーネスト・クライン『アルマダ（上下）』★ ゲームプレイヤーが異星人の侵略から地球を救うという話だが、 『ゲームウォーズ』を『エンダーのゲーム』みたいな設定にしたみたい、 と思っていたら、何のことはない、『ゲームウォーズ』と同じ作者なのね。 心底からオタクがオタクのためにオタクした作品。 … あ、帯にあったスピルバーグ監督の『レディ・プレイヤー１』って、 『ゲームウォーズ』の原作名＆映画化名だったんだ。 『レディ・プレイヤー１』はいま公開中みたいだけど、 はやくDVDにならんかな。
• Movie『レディ・プレイヤー１』★ 購入履歴を見たら、何と去年の７月にゲットしていた。 盆も正月も観るヒマがなくて、ようやく成人の日の連休最終日に鑑賞。 …はぁ〜〜、トイレ休憩と猫ちゃんランチ以外は、 画面に釘付けの１４０分だった。 原作でもそうだったけど、オマージュ、どれぐらいわかったか自信ないわ、 とくに、最後のアタリのゲームなんて、流石に世代じゃないし。 ちなみに、ガンダムで行ったのは主人公じゃなくてダイトウだったのね。 でも、原作が途轍もなく面白く、さらに映画版は輪を掛けて面白かったのは、 『ジュラシックパーク』以来かなぁ。

  で、原作とどれぐらい違うか気になって、原作を斜め読みしてみたらば、 えええ、随分と違っててびっくり。 コッパー・キーの争奪戦なんて全然まったく違うし。 でも、原作通りだと、映画にしたら尺が長すぎるし、 何よりオタク度が高すぎて、一般には不向きになっただろう。 さすがスピルバーグというべきか、映画にはレースはピッタリだったし、 解決法も素晴らしかった。 うーん、また映画を観たくなってしまった、困った。
  それにしても映像の力は強い。 原作を斜め読みし終わった後、 また映画を観たくなったどころか、 観ないといけない、マストな気持ちになってしまった。 そう、原作はもちろん面白かったけど、 映画は斜め上方向にさらに面白かったからだ。 スピルバーグの映画でマイ最高かもしれない。 でも、どこで時間を作ろう。。。
  結局、何とか時間を作って、も一度、観た。 15秒送りのボタンで飛ばし飛ばしのつもりだったけど、 結局、ほとんど観る羽目に（笑）。近年の最高映画かな。

• ジェイムズ・P・ホーガン『火星の遺跡』★ ホーガンの作品ということで、躊躇なくゲットして読んだが、 ちょっと肩すかしだった。 テレポーテーション装置とか火星の超古代遺跡とか、 大がかりなガジェットが出てくるわりに、 ストーリーは原題Martian Knightlifeの“火星のナイト（主人公）の生活” そのもので、格好良くて万能な主人公の華麗な生活を描いた感じ。 ちょっと残念なホーガン作品だった。
• セミオーシス『スー・バーク』★ 惑星植民者と知性をもった“竹”などの知的植物との、 ７世代１００年にわたるファーストコンタクトもの。 同じく別の惑星植民者で退化した＜ガラスメーカー＞も現れ、 三つ巴の争いと共生が描かれた佳作。 “竹”の思考にはちょっと設定に難ありな気もしないでもないけど、 世代間のストーリー自体は結構うまくできていて、そこそこ面白かった。
• 瀬尾つかさ『クジラのソラ』（全４巻）★ 少し前のラノベだが、作者に引かれてゲット。 ラノベはラノベだが、ストーリーは骨太で結構にシリアスな作品。 キャラがおおむねツンデレまじめ堅物系な中、 ムードメーカーのチカのおかげで暗くならずにすんだかな？
• 林譲治『星系出雲の兵站』３巻★ まだエイリアンの出自とかは不明だが、 ファーストコンタクトものというよりは、FCを切っ掛けにした、 人類社会内部での出雲星系と壱岐星系の抗争ものといった感じで、 そろそろ中盤を迎えそうな流れだ。 この先、どう話が進むか興味津々。
• もちだもちこ『ゲームでNPCの中の人やってます！』★ そこそこ面白くてサクサク読み進んだけど、 終わりに近くなって心配になったとおり、 ぜんぜん伏線が回収されてねぇ！　 不可解な現象はなぜ起こる？　ゲーム世界の脅威はどうなった？　 闇じゃなくて溶ける黒はなにもの？　ミユは誰を探してるの？　 一つふたつは回収してから、続編のフラグを立てて、 さらにつぎへと期待させて欲しいなぁ。 これは作者の力不足というか、編集さん助言してよぉ（笑）。
• 古橋秀之『百万光年のちょっと先』★ 百万光年のちょっと先、今よりほんの三秒むかし… ではじまる宇宙版千夜一夜物語全４８話。 寝転がってパラパラ読める佳作だと思う。
• 高島雄哉『ランドスケープと夏の定理』★ 量子ゼノン効果と多宇宙と知性定理を本筋とした、 なかなか骨太のハードSF。 AIも含め、キャラはちょっと淡泊ではあるものの、 描かれている景色はメタ的に深淵なものがあった。 ちなみに、北極圏やL2ベースやドメインウォール宇宙が主舞台で、 日本が多少出てくるのはわかるが、 メチャローカルな山口県の宇部港が出てきてびっくり。 あとがきとか読むと、なんと作者は宇部高校の後輩なんだ。 ２世代も下だけど、ちょっと嬉しかった。
• 小川一水『天冥の標X』全３冊★ もう１０年ぐらい続いた感じのする壮大な宇宙叙事詩＜天冥の標＞ （全１０巻１７冊）、 実際、2009年からだが、ついに完結編となった。 当然に忘れているので、『IX』から読み直して、完結編へゴー。 おおお、『IX』だけでも、（たぶんふたたび）ドキドキワクワクの連続。 ヒト、プラクティス、ラバーズ、ミスミィ、ダダー、そしてミスチフ、 全勢揃いで六つ巴の最終局面となった完結編『X』、どーなるのやら。 これ、やっぱり最初から読み直したいが、定年後の楽しみかな。
  もったいないながら、ようやく最後まで読み切った。 ああ、もー、格好よすぎるじゃないか、こいつは。 登場人物が多くて、特定の主人公は居ない感じだったのが、 最後には、全部かっさらっていっちゃったな、 オシャレでキザで常に先頭を走り続けた、みんなが大好きな アウリラ・アウレーリアが。 セアキ家の末裔のカドムとプラクティスを代表するイサリ、 ダダーのノルルスカインとミスチフ、 ラゴスたち、多くの重要キャラは登場したが、 考えてみると、１巻から、アウリラって、輝きながら突っ走ってたな。 すべての生命の未来への物語であると同時に、 アウリラが次代のダダーになる物語だったのかな。
• クローディア・グレイ『円環宇宙の戦士少女』★ タイトルで損をしているのか得をしているのか。。。 帯の“円環をなす５つの世界へと少女は旅立つ！”＋ “故郷の惑星を救え！”を表す、もっとよいタイトルはなかったかな。 原題 Defy the stars...星界へ挑む、もよかったかも。 ただ、魂をもつようになったAIアベルの物語も重要だし。 うーっｍ、タイトルは難しい。 まぁ、中身はとてもストレートで、戦士少女ノエミと、 敵AIアベルの、冒険と恋と成長の物語で、 最初こそ背景知識がなくて少し戸惑うが、 後は一気にドキワクしながら読み進められる佳作だ。
• シルヴァン・ヌーヴェル『巨神降臨』★ 巨神三部作の完結編。 このシリーズは、最初からワクワクさせてくれるけど、 三作目の原題は実はぜんぜん違うONLY HUMANで、 まぁ、話の流れからはわかるけど、 翻訳と表紙絵の勝利かな。 堂々完結だが、なるほど、そうなるか。
• 瀬名秀明『魔法を召し上がれ』★ 瀬名さんの久々の超大作かな。 青年マジシャンとヒューマノイドロボット、 一人と一体を取り巻く魔法の物語。 AIロボットといえば、フレーム問題を超える段階の話とか、 ロボットが迫害される話や、 さらにシンギュラリティの話などはあるが、 （おそらくフレーム問題は超えた後で）、 ヒューマノイドロボットが街中で目新しくなくなった時期、 単純作業や計算など以外で、 ロボットに何ができるのかを突き詰めた話は少ないかもしれない。 サービスマンのスペシャリストとしてのロボットの姿や、 魔法をもたらす折り紙を瞬時に折るミチルの姿には、 なるほどこーなるのかと思わせるものがあった。
• 野崎まど『HELLO WORLD』★ 映画の原作・ノベライズみたいだが、 記録世界の住人に対して、実世界が介入する設定はいいとして、 でも最後の方、記録世界が実世界に浸襲できたのはなぜ？　 実世界も別の記録世界だったの？　また、結局、主人公たちはどうなったの？　 うーーん、読み方が浅かったのかもしれないけど、 野崎まどの作品にしては、歯切れが悪かったような気がする。
• ベッキー・チェンバーズ『銀河核へ』（上下）★ 上巻が終わった段階では地球が滅びた理由は不明だが、 おかげで銀河共同体ＧＣに加盟した人類が、 弱小種ながら銀河系で頑張っている話。 いろいろな種族の描写や銀河系文明の詳細は丁寧だが、 上巻ではまだ説明状況かな。 最後あたりで、銀河系中心のブラックホールと降着円盤が、 ごく普通に出てくるのは時代の進歩を感じさせる。 数十年前のニーブン＆パーネルなどでは、 ブラックホール降着円盤に行くだけで１冊の作品になってたからなぁ。
  ブラックホール降着円盤は、さらりと色づけで出ただけで、 全体として、銀河文明における人類チームの冒険譚かな。 読みやすくて、現代スペオペの佳作だ。
• ハインライン『夏への扉』★ 猫飼いになったこともあって、この間から読み直したくって。 どっかにあるはずだが、奥の方だし、結局、 新しく買い直して、何十年ぶりかにピートに会ってきた。
• 小川一水『疾走！　千マイル急行』（上下）★ ソノラマ文庫の復刊らしい。 知らなかったが、こんな王道ジュブナイルSFも書いていたのね。 通勤の往復で上巻を一気に読んだところだけど、 はやく下巻も読みたくて堪らない、待ち遠しい久しぶりの感覚だ。
  いや、まったくもって、まことにストレートなSF冒険活劇だった。 こーいうの、もっとたくさん読みたいね。
• 小川一水『群青神殿』★ 陸海空三部作の海版。 海洋SFというと、クラークの『海底牧場』とか、それなりにあるが、 さすがに現代的にSF設定が作り込んであるので、 非常に臨場感たっぷりの海洋SF冒険活劇になっていた。 ラノベと違って文章量は十分にあるけど、あっと言う間に読んでしまった。
• 小川一水『ハイウィング・ストロール』★ 空の巻。重素の海に沈んだ世界で、わずかに残った島々で浮獣を狩って 生活資源とする人々。 SF的な設定はともかく、これもまたまっとうな冒険活劇かな。
• デニス・テイラー『シンギュラリティ・トラップ』★ はるか過去の超文明のエキスパートシステムが小惑星に仕掛けた罠に 引っかかってしまった技術者が人類の存亡をかけて頑張る。。 AI機械文明とアップロード文明の争いが続いていた。
• ディヴィッド・ラミレス『果てなき護り』（上下）★ 壊滅した地球を逃れて新天地カナンを目指す世代宇宙船ノア。 異星人のテクノロジーによってサイテク文明となっていたが、 その代償に得たのは、恐ろしいナノ病だった。
• デレク・クンスケン『量子魔術師』★ これまた超古代宇宙文明が残したワームホールネットワークで 繁栄している、遺伝子操作を受けた人類文明。 さまざまな亜種が覇権をかけて争う中、 勢力を覆す新テクノロジーを開発した宇宙艦隊が戻ってきた。 それを可能にしたのはワームホールタイムマシンだったが。
• マーサ・ウェルズ『マーダーボット・ダイアリー』（上下）★ 自らハックして自由になった人型警備ユニット“弊機”。 連続ドラマの視聴が趣味で、対人恐怖症なくせに、 依頼された警備業務は生真面目に務めて、 自分が壊れるのも顧みずに顧客を守る変なヤツ。 タイトルは引っかかったものの、読み始めたら予想外に面白くて、 とりあえず、上巻は一気に読んでしまった。
  ただ、翻訳がこなれていない感じ。 弊社と兵器を掛けただろう“弊機”はまだしも、 主人公のタイプ （人間の神経繊維を含む有機体と 機械部分からなる有機アンドロイド）を"構成機体"と呼ぶのはどうだか。 原語がconstitute machineならともかく、もしcomposite machineとかなら、 “合成機体”あたりが直訳で、構成機体は誤訳に近い。 むしろ、単純なロボットが“ボット”と呼ばれるのだから、 有機アンドロイド（オーガニックアンドロイド）から、 “オーガロイド”とか、“オイド”はまずいが、 奇妙に掛けて“オッド”とか、素人でさえ、 他にいくらでもいい訳出案が出せる。 またたんなるデータ回線ではないという意味で、 おそらく原文でfeedが使われているのだろうが、 それを“フィード”とするのも考え無しな感じ。 せめて“データフィード”とか“ハイパーリンク”とか、あろうに。
  さらに本作は連作中編形式だが、中編のタイトルにしても、 “All Systems Red”→「システムの危殆」、 “Artificial Condition”→「人工的なあり方」と訳されていて、 まぁ、もともとの原文タイトルがやや意味不明だけど、 ますます意味わからんタイトルになってしまっている。 前者は、system all greenが異常なしだから、 “システム異常ありまくり”とか“システム暴走”あたりならわかるけど。
  といった訳出の引っかかりは多々あったけど、 中身はすごく面白かった。
• 中西モトオ『鬼人幻燈抄　葛野編』★ しばらく前にゲットしていたが、電車で読める文庫でなく単行本なので、 なかなか読む時期が来なかった。 狂騒の年末忘年会が済んで、進行中の書籍の校正も一段落した正月モード、 ようやく手に取った。 うーーーん、１巻の帯は激褒めなんだけど、まぁ、意外性はあるものの、 また2009年のエピローグはまぁそれなりだが予定通りだし、 まだまだ先を読んでからかな。
• 中西モトオ『鬼人幻燈抄　江戸編』★ 10年後の物語の連作中編だが、いろいろ繋がりも出てきて、 最初の中編はなかなか出色の出来だったかも。 さらに３つめの「幸福の庭」がまたまた出色の出来。 “父と娘”の物語をとてもとても上手に紡ぎ上げている。 ここまで来ると、帯の文句もうなずけるだろう。

天文学

• 雑誌『ユリイカ（アーシュラ・K・ル＝グウィンの世界）』５月号★ 『ユリイカ』を買ったのは、おそらく初めてではないだろうか。 何しろ“詩と批評”とかいう雑誌だから、ぼくとはもっとも縁遠い文芸誌だ。 しかし今回、今年逝去した、アーシュラ・K・ル＝グウィン、 の特集をしているのを、書店の店頭でみて、即ゲットした。 アーシュラ・K・ル＝グウィンを知ったのは、当然？、 ＜ハイニッシュユニバース＞というSFシリーズからだが、 ＜ハイニッシュユニバース＞自体は、たしかに他のSFとは雰囲気が違うけど、 とくに好きだったわけではない。 やはり衝撃的だったのは＜ゲド戦記＞だろう。 ファンタジーは基本読まない人間だが、 はじめて没頭したファンタジーが＜ゲド戦記＞だった （その後は、『指輪物語』は＜守り人＞など、いい作品に出逢ったけど）。 子ども向けの叢書に入っているくせに、結構に残酷で凄惨なシーンがあるが、 哲学的・人生的に学ぶモノが多かった。 以前に講演で紹介した言葉だが、二つほど：
  『ゲド戦記I　影との戦い』（清水真砂子訳）呼び出しの長の言葉より
  「そなた、子どもの頃は、魔法使いに不可能なことなど ないと思っておったろうな。わしも昔はそうだった。 わしらはみんなそう思っておった。だが、事実は違う。 力を持ち、知識が豊かにひろがっていけばいくほど、 その人間のたどるべき道は狭くなり、 やがては何ひとつ選べるものはなくなって、 ただ、しなければならないことだけを するようになるものなのだ。」
  『ゲド戦記V　アースシーの風』（清水真砂子訳）テハヌーに対するテナーの言葉より
  「あせらないの。待ってごらん、そのうちわかるから。 時が来ればわかるわよ、きっと。 自分が何をすればいいか、自分が何者か……。」
  そう、まことにその通りであった。
• 雑誌『＋DESIGNING』★ わぁ、こんな雑誌があったんだ。 DTPデザイン系の雑誌だが、たまたま書店の雑誌コーナーで目に入り、 何冊かバックナンバーも購入してしまった。 昔からレタリング関係のデザインは好きで、 DTPやLaTeXの組版なんかも大好きなので、 “文字と組版”とか“書体とフォント”なんていう特集記事は、 心が躍ってしまう。 読んでいくのが楽しみだ。
• 聖悠紀『超人ロック ART WORKS』★ 超人ロックの50周年記念画集である。 一年近く前の2018年春にゲットしていたのだが、なかなかもったいなくて、 一年遅れの2018年２月にようやく開いた（笑）。 ごく初期を除いて、ほとんどリアルタイムでのおっかけである。 作者も昨年2018年に大病したみたいだし、 手塚治虫の『火の鳥』だとか、石の森章太郎の『００９』だとか、 和田慎二の『超少女明日香』みたいに、続編大丈夫かがとても心配だけど、 頑張って欲しいな超人だし、ロック！
• スティーヴン・ウェッブ『記号とシンボルの事典』★ 記号の意味や語源話は好きで、ちょくちょくその手の本を買って読むが、 なかなか本書まで突っ込んだ説明が書いてある本は珍しいと思う。 取り上げてある記号とシンボル自体が興味深いものばかりだし、 解説にいたっては読み物風に楽しめて飽きが来ない。 この手の本では最近の一押しだ。
• ジャン＝リュック・ピカード『自叙伝　ジャン＝リュック・ピカード』★ どの項目か多少悩むところだが、やはり自叙伝だから、SFじゃなくて、 ノンフィクションだよなぁ。 『宇宙パトロール』時代からのトレッキーとしては、 何ともステキな本だと言うしかない。 原書ではカーク船長やスポック副長の自叙伝も出ているそうだし、 是非ぜひ、邦訳して欲しいと切に思う。
• 中島秀人『ニュートンに消された男　ロバート・フック』★ フックの法則で知られるフックのかなり詳細な伝記で、 非常に興味深く読めた。 科学史的な立場からの解釈なども面白く、一読の価値ある伝記だった。
• 新井素子『ダイエット物語…ただし猫』★ 久方ぶりの素子節・素子調である。 数十年前、最初に呼んだ頃、新井素子の文体には多大な影響を受け、 ぼく自身の文体が大きく変わった。 久しぶりに読んでも、全然、変わってなくて、懐かしかった。
• 朝日新聞の購読を止めた話★ 学生のとき以来、４０年以上も購読していて、 偏向報道は結構あっても最近はネットと比較できて面白いし、 何度も紙面に載せてもらったご縁もあったので、 変な記事は読まないようにして、 我慢してずっと購読を続けていたのだが。 しかし近年ますます、反日報道や印象操作が酷くなってきて、 最近ではもう形振り構わず露骨な内容になってきた。 とくに１２月１６日（月）の夕刊などはもう気持ち悪すぎて、 生理的にダメだ（読めない）、我慢も限界になって、 翌日、販売店に購読取りやめを伝えた。 販売店とも何十年来のお付き合いで申し訳なかったが、 もう朝日は廃刊した方がいいと思う。
  ちなみに、これは朝日だけの問題ではないかもしれないが、 少なくとも朝日の記者の質も10年ぐらい前から非常に低下してきた。 それが如実に出ているのが、実は社説ではなく、 夕刊のコラム素粒子だったりする。 かつての素粒子はウィットの効いた鋭い風刺が素晴らしく、 世情批判でも政権批判でも読み応えがあった。 しかしいまや下劣で下品な悪口ばかりで情けないコラムになっている。 あの短いスペースで表現するのは、実はものすごい能力が必要で、 かつてはそれができる優れた記者が朝日にもたしかにいて、 素粒子や天声人語や社説の記事を書いていたはずだ。 が、いまのトップ記者はホントに質が劣悪に低下していて、 おそらく劣化していること自体も理解できないのだろう。 残念なことである。

最近の話題：

• 中川右介『山口百恵』『松田聖子と中森明菜』★ 音楽評論や芸能本など、たまに手に取るけど、 この２冊は非常によく描き込まれていて、 いままで読んだ中ではピカイチの出来なように思う。 リアルタイムで観ていたものとしては、 当時は噂ぐらいでしか聞いたことがなかったことや、 なんであんないい曲が生まれたのかの舞台裏や、 さらに当時はあまり深く考えたことのなかった歌詞の意味や、 その他もろもろのことが、非常にわかりやすく判明した（笑）。 たいていのことは昔よりも今の方がいいに決まっているし、 滅多なことでは“昔はよかった”などのセリフは吐かないけど、 こと“アイドル”と“歌番組”に関しては古き良き時代があったのを、 改めて感じた。

最近面白かった（あるいは面白くなかった）ゲーム：

• ランス01　光をもとめて／ランス03　リーザス陥落(PC)★ 何年か前に出たリメイク版。 Ranceシリーズは途中からいくつかやって、RPGやSRPGの出来がよかったけど、 最初の方はやってなかったので予備用にゲットしておいた。 ランス01はリメイク版でもシステムが単調で途中で諦めたけど、 ランス03はRPGとして、まぁまぁできるかなぁ。 … いやぁ、きつい！！　 最近のぬるいゲームに馴れていて忘れていたが、 ダンジョンをさくさく進んでいたら、油断したころに、 ゴールドハニーとかに出逢って即全滅、１時間がパー！　 そうそう、昔のRPGなんて、こんなん普通やったけど、 久しぶりに凹むわ。
  中盤ぐらいになると、だいぶシステムにも馴れて、 カード式の地図も（攻略ページのMAPをみながら）楽しく攻略できる。 ホッホ峡谷でのヘルマン軍との決戦は長丁場でかなり必死（笑）になった。 またリーザス領ノースでのトーマ猛将との連戦も初回は惜敗、 レベルを上げて再戦でなんとか撃退できたが、手に汗握る展開。 とくにバトルシステムは、全体攻撃やクールダウンがあるので、 行動順で結果が大きく変わるから、なかなか戦術に頭が要って面白い。 満員電車でできないのが玉に瑕だが、しばらく楽しめそう。
  だいぶ終盤になって、ようやっと、魔剣カオスを復活させたが、 そうか魔剣カオスはこのときからランスの剣になるのか。 でも、魔剣カオスのキャラは好きかも（笑）。
  ほぼラスボスの魔人ノス３連戦。 ランス（超ランス斬り）、ランス（超ランスアタック）のクリティカル攻撃、 マリス（串刺し）、フェリス（光）、リックなどの火力、 そして、シール（回復）、セル（回復）の回復と、 フェリスのゼロスリースキルのエイドジャマー、志津香のマジカルバリア、 などなど、攻略ページのノウハウすべてつぎ込んだ〜。 まじでマジカルバリアとエイドジャマーのおかげで辛勝できた感じ。 Lv43だったから（攻略ページの管理人Lv41）まぁまぁかな。 最後の魔王ジル戦は、最初ランスチャージのかけ方を間違って敗退したけど、 超ランス斬りにチャージかければ通常無効のジルにも効くのね。 ２戦目はたしかにほとんぼイベント戦闘だったけど、 タブレットだと重い重いのが玉に瑕。 んで、このエンディングで、光の神に浮遊都市“イラーピュ”へ飛ばされて、 ランス４へ続く。か。
• 幻想水滸伝I&II(PSP)★ スマホゲームに喰われたのか、3DSやVITAのRPGゲームが減っている気がする。 師走になろうかというのに、これといったゲームが見あたらない； とうとう困ったとき用にストックしておいた、 2006年にPSPに移植された幻想I&IIに手を出すことにした。 PSP、久しぶりの出番だ。 PSでIが出たのが1995年、IIが出たのが1998年だから、 実に、20年ぶりの再チャレンジとなる。
  うわー、こんなだったわ、昔のゲームって。 アイテム所持数が上限あるし、 勝手に交換できないし、 セーブポイントまで長いし、 もちろんチュートリアルなんてものはないし、 いきなりでかくなった本拠地で迷うし、 メンバー死ぬし；リック戦死、えっっつ、リセット！　 そう、リセットである。これだったわ。 そして、ダンジョンの謎解きやギミック、 バトルシステム、戦争モードに一騎打ち、 いまやっても全然遜色なく楽しめる傑作ゲームだ。 昔と違って、今回は攻略本もきちんとゲットして、 丁寧に進めている。
  クリスマス前にエンディングまで進められたけど、 最後のバルバロッサ戦はまじやばかった、 何とか満身創痍で初戦撃破。 でも、はぁ〜、やっぱ今回も108星のうち10星ぐらい足らんかった、 ごめんねグレミオ（笑）。 でも108星（−10星ぐらい）の各人のエンディングは、 やっぱり感動モンだなぁ。 「幻想水滸伝」はTVゲーム史に残る大傑作だと思う。

  引き続き、『II』へ。クリスマスから正月は幻想びたりかな。 おお、最初っから、『I』のラストで行方不明だった、 フリックとビクトールに再会。感激！　
  ええと、で、『II』はたしか、ナナミに気を付けとかなあかんかったよな。 ちゃんとI&IIの攻略本も手に入れてるから、がんばろう。
  締め切りのある仕事は年末早い時期に済ませて、 年末年始は完全仕事オフにしているけど、 今年は１日から３日まで、朝酒朝ゲーム、昼酒昼ゲーム、夜酒寝る；； と幻想水滸伝三昧となった。 そこそこゆっくり進めたので、あまり全滅もせずに、 最初のクライマックスとなる対ルカ・ブライト３連戦となったが、 さすがに手強く年末は敗退した。 装備を調え（鍛えるのは無理だったけど）、平均レベルをLv40超まで上げ、 パーティを慎重に組んで、 第一戦（フリック、ワカバ、フリード、ニナ、フッチ、ヨシノ）、 第二戦（ビクトール、マイクロフト、カミュー、ローレライ、サスケ、トモ）、 第三戦（主人公、カスミ、アニタ、ナナミ、リィナ、アイリ）と、 前衛筋肉系、後衛魔力系で固め、何とか倒すことができた。 …覚えていないが20年前はたぶん難解も全滅して挑戦したんだろうなぁ。
  さらに今回は主人公とナナミが逃げる特殊エンディングも見れたりする。 さてネクロードもわりとあっさり倒したし、 後はいよいよメインエンディングへ向けて進行だ。 …ああああ、やっぱ今回もナナミを助けられなかったよぉ。 １０８星の条件が厳しすぎるよなぁ、やっぱ。 また20年後にチャレンジするか（生きてるかなぁ？）。

• 幻想水滸伝 紡がれし百年の時(PSP)★ PSP版のI&IIと同時に買っていたが、だいぶ前にやった覚えがあったものの。 I&IIをクリアして、続けてはじめたら、 何と、前回のクリアデータのロードができた！　 2012年のタイムスタンプだったから、たった8年ほど前かぁ。 ええと、結局、周回プレイになるから、 Lvも高くお金持ちで、たぶんさくさく進むんだろうな。 …おお、3DCGになってるしフルボイスだし、さすがに20年前とは違うが、 ドット絵もよかったなぁ。
  ２周目なので戦闘はほぼサクサク進み、 ほぼ忘れていたストーリーを再体験するのがメインとなった。 ほんと、たった８年前なのに、ほとんど覚えていない。 ほんとに最後までクリアしたんだろうかと思うぐらいだけど、 クリアデータが残っていたからクリアしたのは確かだろう。 さて、思わず早く終わってしまい、１月末ぐらいに出るゲームまで、 しばらくは適当なゲームがないなぁ。
• ランス07　戦国ランス(PC)★ ランス、久しぶりに面白かったし、 ランスXをやるためには、ランス09をしないと、 ランス09のためには戦国ランスをしておく必要がありそう。 地域制圧型シミュレーションゲームははじめてで、 最初はやり方が皆目わからなかったけど、 最初の数ターンを何度かやり直して、 武将の出し方などわかってくると、 こいつは食わず嫌いだったかな、予想外にはまる。 ２つ目までは順当に制圧できたけど、足利の京が強い。 何度攻め込んでも敗退するし最後はランス戦死でゲームオーバー。 うーん、どうしたらいいんだろう。
  そうか、攻め込むのと防衛戦ではバイアスが違うんか、 なるほど、何度か防衛戦で敵の戦力を削ればいいんか。 用兵や戦い方など、だいぶ馴れてきて、 京都、大阪、そして伊賀を何とか攻め落とし、 近畿一円を制覇した段階で、まわりが強くて膠着状態。 しばらく宣戦布告はせずに、国力や戦力をアップさせるか。
  徳川、苦戦が続いて一進一退だったけど、なんとか撃破。 『サクラ大戦』とか＜紋章シリーズ＞とか、 SRPGは時間がかかるもののそれなりに面白いが、 地域制圧型SRPGはこれはさらに嵌りそうでやばい。
  うーーん、大変な状況になってしまった。 別にちんたらやってたわけじゃなく、 一所懸命に国力も充実させつつ制圧を進めていたんだが、 倒したはずの魔人ザビエルが九州で復活したとたん、 上杉も武田も北条も、さらに毛利も四国も、 あっと言う間に魔軍になってしまった。 しかも魔軍、強いし。 これ、逆転できるんかな、ものすごやばい感じ。
  なかなか厳しい戦況。 とくに戦艦長門への進撃に続く、島津４兄弟の追撃戦が厳しくて、 戦闘メンバーを何タイプも変えて、なんとか凌いだが２日かかった（泣）。
• ファイアエムブレム無双(new3DS)★ このところVITAや3DSのゲームがあまり新作が出ないので、 古いのを発掘。無双はあまり得意じゃないけど。。。
• ヴァルキリープロファイル−レナス−(PSP)★ 昔やったような気がしたが、まるっきり忘れていたので、 とりあえずゲット。やっぱりセーブデータがあった。 でも、途中でやめてるみたい。 CG、すっごい綺麗なのに、何で止めたんかなぁ。 2013年のタイムスタンプだから、５，６年前なんだけど、 まじで覚えていないわ。
• ジャンヌ・ダルク(PSP)★ あ、これはよさげなSRPGだ。 10数年前のPSP作品だけど、こんなのを見落としていたなんて。 これでしばらく楽しめそう。
  このソフトまったく覚えがなかったが、 ストーリーがなんだかダークなのが、 あまりヒットしなかった理由かも。 でも、SRPGとしては、非常にバランスよくできていて、 なかなか倒せない場面でも、フリーバトルで少しレベル上げれば 倒せるようになるので、あまりストレスがなく戦術を楽しめる。
  どっかで隠れた名作と書いてあったが、まさにその通りだと思う。 実際、育てたキャラが時折抜けていったりするのも、憎い演出だ。 初代ジャンヌに、ジル、そしてロジェも抜けて、ありゃりゃ。 また技としては、天空の矢がとてもステキね。 ダンジョンも造りが違ったり、勝利条件／敗北条件も工夫があり、 フリーバトルをしてもまったく飽きが来ない。 ただ、うーん、ダークというか、まじで暗いんだな、これが。 まぁ、ジャンヌダルクを題材に取っている時点で仕方ないかもしれないが。 最後の３ステージは、ノンストップのなかなか厳しい３連戦だったけど、 レベルが十分上がっていたので、何とかクリアできそうに思えたが。 さすがにそうはおろさんか。 レベルが高いし分散して撃破していこうと思ったら、 逆にこちらが各個撃破されてしまった。 集団で行動して、ヒールウィンドかけながら、 再生魔法をもっている敵から集中的に撃破しないと無理みたい。 集中攻撃の方法を取った２戦目も途中ギブアップ。 各自の攻撃スキルを絞り、 当面不要のスキルをHPアップやヒール２、ヒールウィンドに置き換えて、 ３戦目、ようやくに魔王を撃破してクリアと、なかなか最後は大変だった。 SRPGとしてはバランスが秀逸なので、クリア後のフリーバトルは愉しんでおこう。
  周回プレイでフリーバトルを愉しんだが、思いの外、２周目のレベルが高く、 １０連休前にようやく２周目をクリアできた。
• ファイアーエンブレム　新・暗黒竜と光の剣(DS)★ 久しぶりのSRPGが面白かったんで、１０連休に入ってから、 何年か前に途中までやっていた、 『新・暗黒竜』をまた最初からはじめたけど。 そうだった、これ、結構むずかったんだ。 フリーバトルでレベル上げもできないから、 重要キャラがやられたら、そのステージやり直すしかないんだった。
  ようやく何年か前に進めていたstage 8を超えて、だんだん佳境に。 攻略ページをみながら、ときどきリセットしながらだが、 初代バイオハザードみたいに、アイテムその他の条件が厳しく、 そういう意味でも、ファイアーエンブレムはSRPGの名作だとは思う。 ようやくstage 20、ブラックナイツ・カミュ、たしかに難易度が高くて、 最初の猛攻をしのぐのに５，６度やり直した。 うーん、これでクリアできるのか。。。 実際、stage 22、天空の騎士、騎士がどかどか増援で出てきて、 もう何日も10数回やってもだれか重要キャラがやられて攻略できない。 まいったなぁ、どうしよう。 ひょんな拍子になんとか進めたが、 次の次のstage 24、マムクートの王国がまた15回も増援が出てくる。 育てたりないキャラ、マムクートのチキとかを育てられるが、 一升、読みを間違えるとアウトで、ここも何回やり直したやら。。。 ようやくのこと、大増援をしのいで、城への進軍となった。
  しかし、ここで、チキを育てて、ステータスアップアイテムで、 HPや防御や魔防を上げまくったので、その甲斐があった。 ラストステージは、配置を何度かやり直して、 弱いところにワープで増援するなどして速攻で攻めた結果、 なんと、ラスボスはチキの一撃で撃破。えらい、チキ（笑）。 何とか５月中にクリアできた。 …ああ、あのころはこんなに優れたSRPGがあったのに、 最近はあまりないのが残念。
• ファイアーエンブレム　新・紋章の謎〜光と影の英雄〜(DS)★ 攻略した勢いで、ずいぶん以前にやった続編も再チャレンジしよう。 最初のときは、システムもよくわからず、 たしかベストエンディングでなかったし。
  さすがに今回はシステムに慣れて用兵や兵站もわかってきて、 ほぼ犠牲もなくほぼベストな状態で５章ぐらいまで進められたが、 前作で一緒に戦った仲間が敵になっていて、 何年か前に前作を知らずにクリアしたときとは違い、 なかなか感慨深いなぁ。ロレンス将軍、頑張ってくれたのに。
  さすがに『新・暗黒竜』に引き続きやってるので、 比較的リセットの回数も少なく、攻略を見ながらではあるが、 １週間かそこらで20章暗黒皇帝までクリアできた。 しかしやはりハーディンはマルスぐらいでは歯が立たず、 相当にレベルが上がっていたシリウスでかろうじて倒せた。 その章の新参者あたりを盾にして犠牲にしながら、 まぁまぁのペースでクリア。 初回のときのことはまったく覚えていないので、２度目も美味しかった。
• ファイアーエンブレム　エコーズ(3DS)★ DSの２作をクリアしたら、別のゲームの予定だったけど、 ファイアエンブレムづいてしまい、買い溜めていた中から、 『覚醒』はとりあえずとばして、初回外伝の3DS版『エコーズ』へ。
  ああ、でもやっぱり予想通りというか、随分とゆるいシステムになっていた。 normal（easyレベルだった）とcasualに設定したためもあるけど、 何よりも、武器の使用回数制限がなくなっていて、 シビアな兵站管理がないのが最大の原因かなぁ。
  などと舐めてかかっていたらば、 アルムとセリカを交互に操作できる３章あたりから、 とくにアルム編で難易度が急に上がってきた。 敵が多いし硬いし、casualで味方のロストがないからいいものの、 ロストがあったら何度もリセットする状況だ。 なかなか面白いぞ。
  やばいやばい、かなり嵌ってきた。 ClassChangeが結構重要で、全員をバランスよく育成する必要もあり、 予想外に頭を使うシステムになっている。
  そしてついに最終決戦。途中でレベルアップもできたので、 ２０人中、３人ほど撤退させられたが、まぁまぁの戦績でクリア。 予想外に骨太で楽しめたSRPGであった。
  さて、クリア後に、アカネイアへ渡り、 おまけ版のテーベの地下迷宮に潜ったけど、 予想外にむずい、というか、それなりに進めてたが、 セリアが必殺を受けてゲームオーバー。 やはりレベルマックスまで上げておかないと無理っぽいので、 仕方ないから、も一度、ドーマを倒して（わりと楽勝）憂さ晴らしして、 終了。
• ファイアーエンブレム　覚醒(3DS)★ ここまでファイアーエンブレム三昧したし、 ７月に入ったから、ここはもう「覚醒」やるしかないかな。 どうも「白夜・暗夜」の出来は悪そうだし。 しかし、ファイアーエンブレムを４本も続けるとは思わなかったが、 覚醒ぐらいまでヤリ込んで、ようやく慣れてきた感じもする。 ついつい突出してしまって撃破されていたが、 相手が近づくのを待って個別撃破するなど、 頭ではわかっていたのが、やっと身に付いてきた。 レベルにしても、ついつい新しいステージに進んでしまっていたが、 しっかり育成してから進むのに慣れてきた。 覚醒では、目当てのキャラはきちんとLv20まで上げてから、 クラスチェンジしているので、いやぁ、しっかり育つわ。 もうこれは俄然面白い。
  後半に入り、別大陸から侵略してきた何とか帝国への反撃フェーズになったが、 メインメンバー５，６人はクラスチェンジしてるし、 ほとんど初戦でクリアできるぐらいに強くなっている。 さらに終盤が近づいたあたりで、お金もダイブ貯まったし、 匂い箱で敵を出現させレベルアップすることで、 大半のキャラをMax20/30まで強化できたので、 ノーマルではほぼ無敵モードになった感じだ。 ラストまでの数ステージはあっと言う間だった。 それにしても、しっかり育てただけあって、シンシア、激強。 ほとんど回避して返り討ちにするので、 最後から２つ目のステージなんか、ほとんどシンシアの一人舞台だった。 そしてラストステージの邪竜ギムレー戦、たった5分ぐらいで片づいてしまった！！
  ほぼ７月いっぱい楽しめた。 “エコーズ”と“覚醒”はSRPGとしての完成度も非常に高かったが、 バックストーリーも申し分ないものだったと思う。 何年かして細かいことを忘れたころに、また挑戦かな。
• 蒼き翼のシュバリエ(VITA)★ 『円卓の生徒』のリメイクは知っていたし、 DRPGのハクスラ系なのも知っていたけど、面白いかなと。 同じ世界観の『新釈・剣の街の異邦人』が同梱という点を、 もう少し深く考えるべきだった。 ああ、このタイプのDRPGは身体に合わないヤツやった。 とくにFEの後だったのが致命的だったかも。
• 地球防衛軍３(VITA)★ 取っておきしておいたEDF3も同時に始めたけど、 EDF2も面白かったので、EDF3もゲットはしていたが、 アクションなので、なかなかサクサクとは進まない。 まぁ、こちらはチビチビ進めることにしよう。
• サイレントヒルゼロ(PSP)★ 何か適当なゲームがないか探したら、発売当初は気づかなかったが、 PSPでサイレントヒルの前日譚が出ていたのを見つけた。 サイレントヒルの１や２あたりは怖かったなぁ。 お盆に入ったし、ゼロをやってみよう。
  うーーん、やっぱ、なかなか怖い。 いちどきには、つぎのセーブポイントまで進むのが精一杯だ。 しかもサマースクールやゼミ合宿がはじまって、するヒマがない。。。
• ロストヒーローズ(3DS)★ やっぱりRPGもしたいので、どうせSHはなかなか進めないし、 ほぼ同時にはじめたが、まぁ比較的まっとうなDRPGだった。
• ランスIX　ヘルマン革命(PC)★ さらにお盆に同時に始めたのが、 何年か寝かせたままだったPCゲームの＜ランスシリーズ＞９作目。 これもどっちみち少しずつしか進めないだろうし、 そろそろスタートしないと、完結編も控えているので。 結局、この夏休み、同時期に４つのゲームを進めることになったが、 ちょうど９月末締め切りで抱えている本の数と同じで、 ちょうどバランスがいいかも。てんてこ舞いだけど。
  最初のうちは割とサクサク進んでいたけど、 さすがはランス、一筋縄ではいかない。 ３章あたりから厳しくなってきた。 勝利条件、全員生存縛り。 それまで縛りがなかったので、あまり勝利条件をみずに、 第４軍ネロと戦闘したら、志津香が敗退してあっさりゲームオーバー。 数日意気消沈。
  シナリオというかストーリーもしっかりしているんだよなぁ。 ３章のルシアンの回想で仰天、なんとヘルマンのシーラ姫だったなんて？？　
• 新・ロロナのアトリエ(VITA)★ ふつうのRPGもしたくなって、 手を出していなかった＜アトリエシリーズ＞についに手を出す。 あれ、夏休みも後半に入って、５つ同時にやってる状態。 はじめての＜アトリエ＞で、システムに慣れるまでは戸惑ったし、 調合とか付与が面倒くさいものの、全体としてはそれなりにRPGしている。 メインクエストの締め切りを睨みながらの、 サブクエストのクリアやダンジョンの探索そしてアイテムの調合など、 先読みの戦略性もあり、そこそこに楽しめることがわかってGOOD。
  なるほど、あまり長尺でもないし、クリア自体はそれほど大変ではない。 もっとも、クエストを全部やったり各地のボス級モンスターを倒すのは、 これはなかなか難しいという意味で、いいバランスのゲームだった。 さて、４年目があるらしい。
• Switch Lite(Lite)★ もう10年以上になるか、据え置き機はほとんどしていなくて、 ハードもPS3までしかもっておらず、WiiもPS4もSwitchもなかったが、 携帯ゲーム機も最近は新しいのが出ていなくて先細りだったが、 ９月下旬にSwitch Liteがついに発売、秋分の日に届いた。 Switchでやってみたいゲーム（主にRPG）をチェックしたら、 １０作ぐらいあったけど、とりあえず５本ほどゲット。 うーん、どれからやろうかな！！！　 でも、アトリエもロロナの続編をゲットしてるし、 久しぶりにゲームソフトが溢れかえっている状態。
• オクトパストラベラー(Lite)★ どれもそれなりに面白そうだけど、 ともあれ、最初はやはり、クラシック系のRPGかな。 さすが最新ゲーム機、何より、画面がめちゃ綺麗だ。 そんな中で、ドット絵の王道RPG、最初はマップも不明で戸惑ったけど、 迷いながら進めるクラシック感で、それがまたいいのかも。 いかん、面白い、仕事そっちのけになってしまいそう。 いくつか平行してやってたゲームは、とりあえず中断。
  Lite最初のゲームに選んでよかった。 フィールドも飽きが来ないし、あちこちにダンジョンがあるし、 ８人のキャラの特性がかなり違っていて、 でも、とりあえず、戦士と盗賊と回復役は必要かな。 １章２章あたりは全滅もなく、ゆうるりと、 町やダンジョンを回って行けたが、 ２章から３章あたりになると、ウィルオーウイスプとかが意外に強く、 さすがにときどき全滅くらうようになってきた。 とくにトレサ３章のステージボス、ヴェノムタイガーは手強くて、 レベル上げたりメンバー変えたり、５回目ぐらいでようやく倒せたが、 ほどほどによいゲームバランスかと思う。
  一ヶ月ぐらいやって、ようやく全員の第３章がクリアでき、最終章かなぁ。 サブストーリーの回収は攻略ページをみたけど、 本編は、標準Lvが書いてあったり、 分岐点には目印があるし、ダンジョンでも本道は松明が灯してあって、 案外と親切設計なので、珍しく攻略ページ参考にせずに進められる、 いいソフトだ。
  ようやく４章まできて、狩人ハンイットをクリアし、 今回主人公に選んだ戦士オルベリクをクリアしたら、 エンディングが流れちゃった。 一応のエンディングの後に、残り６人のクリアになるのか。 ８人それぞれの４章のラスダンとラスボスは、 まぁ、この手の常で、レベルが十分上がっていれば比較的短時間でクリアできたが。 … ９月末からほぼ２ヶ月、久しぶりに長く遊べるソフトだった。 なかなかの大作だっただけに、つぎが難しい。 たいていのは見劣りしてしまうだろうし。。。ゼルダぐらいでないとダメかなぁ。
• ゼルダの伝説 BREATH OF THE WILD(Lite)★ ということで１１月中旬からゼルダスタート。 おおお、これがいまはやりのオープンワールド系か。 前に3DSか何かでゼルダやったときは、アクションがむずくなって、 途中で投げ出したんだけど、今度はクリアできるかなぁ。 とまれ、ふたたびハイラルの地へ来た。
  もうはじめて一ヶ月近く経つけど、ぜんぜん進まない。 攻略がなかなか難かしいという事情もなくはないが、 むしろ、あちこち散策していたら、観てないところが多すぎる。 シーカータワーで起動できた（したがってマップが集まった）のは、 まだ１／３ぐらいだろうけど、も一度、 はじまりの台地から丁寧に観て回ろうかなぁ。 なんだか、ラスボスーガノン討伐までクリアできなくても、 ハイラルを冒険して回るだけでも十分に楽しめそう。 にしても、シーカータワーを起動するときが、 音楽もムービーもすごく格好いい。 また馬に多少は乗れるようになってくると、 馬を走らせながら遠くの景色を眺めるのもステキに綺麗だ。
  １ヶ月以上やって、ようやくシーカータワーをすべて起動し、 全地図がゲットできたが、最後のビリビリするヤツが群れている 丘陵の塔は何回チャレンジしたことか。 氷を立てていって池を半分ぐらい進めて、かろうじてクリアできた。 しかしこれでもう、 シーカータワーのクールな起動は見られないのね；；
  さて多少はハートやポーチも増えたが、 先行きを考えるとまだまだ足らないので、 年末は攻略ページのお世話になって、 せっせとコログの実を集めることにした。
  ポーチも増やしハートも10個ぐらいは貯めたけど、 やはりそろそろアクションがきつくなって、 宮殿＋ガノンはもとより、４体の神獣攻略さえムリかなぁ。 まぁ、はじめてのオープンワールドを堪能できたからOKとしよう。

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